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富良野スキー場:極上のパウダーと壮大な自然が織りなすスノーリゾートの王道

スキー場の特徴

北海道のほぼ中央、「北海道のへそ」とも呼ばれる富良野市に広がる富良野スキー場は、国内はもちろん、世界中のスキーヤー・スノーボーダーを魅了し続ける日本を代表するスノーリゾートの一つです。その最大の魅力は、なんといっても世界品質と称される極上のパウダースノー。内陸性気候と標高の高さがもたらす、軽くてドライな雪は「アスピリンスノー」とも呼ばれ、まるで無重力のような浮遊感を体験させてくれます。

スキー場は、高速リフト「富良野ロープウェー」がかかる「富良野ゾーン」と、最高標高1,074mからの滑走が楽しめる「北の峰ゾーン」の2つの広大なエリアで構成されています。合計で28もの多彩なコースがレイアウトされており、そのクオリティの高さはFISワールドカップを10回以上開催した実績が物語っています。急斜面のチャレンジングなコースから、子どもたちが安心して雪遊びを楽しめる緩やかなスロープ、そして壮大な十勝岳連峰の絶景を眺めながら滑り降りる林間コースまで、あらゆるレベルのスキーヤー・スノーボーダーを満足させる懐の深さを誇ります。

特に、最長滑走距離4,000mを誇るロングクルージングは爽快そのもの。山頂から麓まで、標高差800m以上を一気に滑り降りる体験は、富良野スキー場でしか味わえない醍醐味です。また、近年ではスキーヤー・スノーボーダーだけでなく、様々なスノーアクティビティが充実しているのも大きな特徴です。犬ぞり体験やスノーモービル、スノーラフティングなど、滑るだけではない冬の楽しみ方が豊富に用意されており、ファミリー層や海外からの観光客にも高い人気を誇ります。

麓には「新富良野プリンスホテル」「富良野プリンスホテル」が隣接し、スキーイン・スキーアウトが可能な滞在型リゾートとしての機能も充実。アフタースキーには、幻想的な氷と雪の村「歓寒村(かんかんむら)」や、ショッピングが楽しめる「ニングルテラス」など、富良野ならではの魅力的な施設が訪れる人々を温かく迎えてくれます。

ゲレンデガイド

富良野スキー場は、富良野ロープウェーをはじめ、最新鋭のゴンドラやリフトが効率的に配置され、広大なエリアを快適に楽しむことができます。

  • リフト数: 9基(ロープウェー1基、ゴンドラ1基、リフト7基)
  • コース数: 28コース
  • コースレベル:
    • 初級: 40%
    • 中級: 40%
    • 上級: 20%
  • 最長滑走距離: 4,000m
  • 最大斜度: 34度

主なコース紹介

  • 【初級者向け】ファミリーゲレンデ(北の峰ゾーン): 北の峰ゴンドラ山麓駅の目の前に広がる、広々とした緩斜面。スキーデビューや小さなお子様の練習に最適です。
  • 【初級者向け】連絡コース(富良野ゾーン): 富良野ロープウェー山頂から続く、林間の緩やかなコース。美しい樹氷を眺めながら、のんびりとクルージングを楽しめます。
  • 【中級者向け】ザイラーコース(富良野ゾーン): 富良野スキー場のメインコースの一つ。適度な斜度と広さを持ち合わせ、高速カービングターンに最適。ナイター営業も行われます。
  • 【中級者向け】フリコ沢コース(北の峰ゾーン): 自然の沢地形を生かしたコースで、変化に富んだ滑りが楽しめます。降雪後にはパウダーも楽しめます。
  • 【上級者向け】プレミアムゾーン(富良野ゾーン): 上級者限定で解放される非圧雪のツリーランエリア。ゲートがオープンした際には、極上のパウダーライディングを堪能できます。(※要事前手続き)
  • 【上級者向け】熊落としコース(富良野ゾーン): 最大斜度34度を誇る、富良野スキー場最難関コース。コブが深く、エキスパートの挑戦意欲を掻き立てます。

アクセス

住所: 〒076-8511 北海道富良野市中御料

(Naka-goryo, Furano, Hokkaido 076-8511, Japan)

公式ウェブサイト

周辺施設

温泉施設

  • 富良野温泉「紫彩の湯」(新富良野プリンスホテル内): 地下1,010mから湧き出る自家源泉。リラックス効果の高いお湯で、アフタースキーの疲れを癒せます。
  • ハイランドふらの: ラベンダー畑に囲まれた天然温泉。露天風呂からの眺めが自慢。

宿泊施設

観光地

飲食店

  • 唯我独尊(ゆいがどくそん): 富良野カレーの代名詞的存在。自家製ソーセージが人気。
  • くまげら: 富良野の郷土料理が味わえるお店。「和牛ローストビーフ丼」や「山賊鍋」が有名。
  • 富良野チーズ工房: チーズの製造見学や手作り体験ができるほか、ピッツァ工房も併設。

関連サイトリンク

snowman: 世界中のスキー場情報を発信しています。 世界中のスキーリゾートを回り、最高の雪質を求めています。 個人的にはウィスラーが大好き!でも、日本の雪も世界に誇れる最高の雪!
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