スキー場の特徴
「くじゅう森林公園スキー場」は、大分県玖珠郡九重町にある九州地方最大級のスキー場です。標高約1,330mの場所に位置し、阿蘇くじゅう国立公園内に広がる雄大な自然と開放的な景観が最大の魅力です。立ち木の少ない高原的な雰囲気の中、ダイナミックな滑走を楽しむことができます。
九州地方は積雪量が限られるため、このスキー場では人工降雪機を積極的に活用しており、最盛期にはファンタイプ15台、ガンタイプ42台といった豊富な降雪機を駆使して良好なコースコンディションを維持しています。総延長は2,500mを誇り、最長滑走距離は1,600mと、九州エリアでは随一の規模を誇ります。
ゲレンデは、ファミリーや初心者向けの緩やかなコースが中心となっており、特に幅の広い緩斜面は「九州ナンバーワン」とも評され、初心者や子ども連れの家族でも安心して楽しめる設計です。ソリや雪遊び専用の広場も設けられており、本格的なスキー・スノーボードエリアと分離されているため、安全に雪と触れ合うことができます。
また、レンタルやスキースクールも充実しているため、道具を持たない方や、初めてスキー・スノーボードに挑戦する方も気軽に訪れることが可能です。中・上級者向けのコースも用意されており、最大斜度25度の本格的な斜面も楽しめます。大自然のパノラマと、整った設備、そして親しみやすいゲレンデ構成が、幅広い層に支持される理由です。周辺には「九重九湯」と呼ばれる温泉郷があり、ウィンタースポーツの後は良質な温泉で疲れを癒せるのも大きな魅力の一つです。
ゲレンデガイド
くじゅう森林公園スキー場には、初級者から上級者まで対応した多彩なコースと、4本のリフトが整備されています。
【ゲレンデデータ】
- 標高トップ/ボトム: 1,330m / 1,150m
- 標高差: 180m
- 総コース数: 5〜6コース（情報源により差異あり）
- コース総延長: 2,500m
- 最長滑走距離: 1,600m
- 最大斜度: 25度
- リフト本数: 4本（ペアリフト、トリプルリフトなど）
【レベル別コース割合（目安）】
- 初級: 50%〜70%
- 中級: 25%〜40%
- 上級: 5%〜10%
【主なコース紹介】
- ファミリーゲレンデ | 初級 | 8〜12度 | 幅が広く緩やかな斜面で、初心者やファミリーに最適。全長約700m。
- チャレンジゲレンデ | 上級 | 25度 | 最大斜度25度を誇る本格的なコース。上級者の腕試しに。全長約400m。
- パノラマゲレンデ | 中上級 | 23度 | 山頂からの眺望が人気のコース。全長約800m。
- トライアルゲレンデ | 中上級 | 22度 | 大きなカーブを描いたコース設計で、練習に適した傾斜。
- レッスンゲレンデ | 初心者 | 緩やか | スクール受講者など、初めて雪上に立つ方向けのコース。
【その他施設】
- こども広場（そり・雪遊び専用）: 本格的な滑走エリアと分かれており、小さな子どもでも安心して遊べる専用エリア。
- スノーパーク: ワンメイク、スパイン、ウェーブ、レール、ボックスなどのアイテムが設置されることがあります。
アクセス
住所: 大分県玖珠郡九重町湯坪612-1
（612-1 Yubotsubo, Kokonoe-machi, Kusu-gun, Oita, Japan）
公式ウェブサイト
くじゅう森林公園スキー場
周辺施設
九重スキー場周辺は、温泉地として有名な「九重九湯」や、雄大な自然を楽しむ観光地が充実しています。
| カテゴリ | 施設名 |
| 温泉・宿泊施設 | 筋湯温泉 九重いやしの里 ホテル大高原 |
| 星生（ほっしょう）温泉 山恵（さんけい）の湯（日帰り入浴） | |
| 筋湯温泉 九重 悠々亭 | |
| 名水の宿 宝珠屋（筋湯温泉） | |
| レゾネイトクラブくじゅう | |
| 星野リゾート 界 阿蘇 | |
| 観光地 | 九重“夢”大吊橋 |
| 飯田高原 | |
| 八丁原地熱発電所（遠景） | |
| 飲食店 | 農家レストランべべんこ（豊後牛） |
| 町田バーネット牧場（レストラン・物産館） |
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