スキー場の特徴
奥利根スノーパークは、群馬県利根郡みなかみ町に位置し、その最大の特徴は何と言っても圧倒的な営業時間の長さにあります。週末を中心に早朝6時から深夜24時までの最大18時間という、首都圏エリアでは随一のロングナイター営業を行っており、「滑り」を心ゆくまで追求したいスキーヤー・スノーボーダーから熱狂的な支持を集めています。仕事終わりからのナイトセッションや、一日中滑り倒したいというストイックなニーズに応える、まさに「スキーヤー・スノーボーダーの聖地」とも言えるスキー場です。
標高1,100mのゲレンデトップから広がるコースは、豊富な天然雪と北向きの斜面という好条件が揃い、非常に良質なパウダースノーが楽しめます。特に降雪があった翌朝の非圧雪コースは、多くのパウダーファンを魅了します。
ゲレンデレイアウトは、山頂から麓まで直線的に滑り降りる縦長の構成。コースは全体的に中〜上級者向けで、斜度変化に富んだ滑りごたえのある斜面が続きます。特に、最大斜度40度を誇る「向山コース」は、奥利根名物の手強い急斜面。コブもできやすく、腕自慢の上級者がこぞって挑戦する難関コースとして知られています。
もちろん、麓には初心者向けの緩やかな「万治平ゲレンデ」も完備されており、ゲレンデデビューの練習も可能です。また、地形を活かした多彩なアイテムが揃うスノーパークも人気が高く、多くのフリースタイラーで賑わいます。
アクセスの面では、関越自動車道・水上ICから約10kmと比較的近いものの、最後の数キロは急勾配の山道となるため、冬用タイヤはもちろん、四輪駆動車やタイヤチェーンの準備が推奨されます。その道のりの先には、最高の雪と滑りごたえのあるコース、そして圧倒的な滑走時間が待っています。
ゲレンデガイド
山頂から直線的にレイアウトされた、滑りごたえのあるコースが中心。特に上級者を満足させる急斜面が充実しています。
- リフト数: 5基 (クワッドリフト1基、ペアリフト4基)
- コース数: 全9コース
- コースレベル:
- 初級: 30%
- 中級: 35%
- 上級: 35%
主なコース紹介
- 向山(むこうやま)コース(上級): 最大斜度40度を誇る、奥利根スノーパークの象徴的なコース。コブがびっしりと並ぶ非圧雪の急斜面で、エキスパートの挑戦意欲を掻き立てます。
- くらししコース(中級): 全長2,000mのロングコース。適度な斜度とリズムの良い斜面変化が続き、中級者のレベルアップや高速カービングに最適です。
- 林間コース(初級): くらししコースから分岐する、木々に囲まれた緩やかなコース。景色を楽しみながらゆっくりと滑ることができます。
- 万治平(まんじだいら)ゲレンデ(初級): ベースエリアに広がる幅の広い緩斜面。リフトも短く、スキー・スノーボードデビューや初心者の練習に最適です。
- 展望コース(中級): 第3リフトでアクセスする、眺望の良いコース。美しい景色を楽しみながら滑走できます。
アクセス
住所: 〒379-1724 群馬県利根郡みなかみ町向山
(Mukaiyama, Minakami-machi, Tone-gun, Gunma 379-1724, Japan)
- 車でのアクセス: 関越自動車道 水上ICから国道291号、県道63号を経由して約10km(約20分)。
- 注意: スキー場手前の約3kmは急勾配の山道です。スタッドレスタイヤは必須で、降雪時には四輪駆動車でない場合はタイヤチェーンの携行を強く推奨します。
- 公共交通機関でのアクセス:
- JR上越新幹線「上毛高原駅」またはJR上越線「水上駅」から、冬期限定で無料シャトルバスが運行(要予約)。
公式ウェブサイト
- 奥利根スノーパーク
周辺施設
- 温泉施設
- 鈴森の湯: 利根川の渓流沿いにある秘湯感あふれる日帰り温泉。
- 宿泊施設
- 観光地
- 道の駅 みなかみ水紀行館: 地元の特産品やお土産が揃うほか、淡水魚を展示する水族館も併設。
- 谷川岳ロープウェイ: 日本百名山の一つ、谷川岳の絶景を手軽に楽しめる。冬はスキー場としても営業。
- 飲食店
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