スキー場の特徴
丸沼高原スキー場は、群 馬県利根郡片品村、日光白根山の麓に広がるスノーリゾートです。最大の特徴は、ロープウェイ山頂駅の標高が2,000mにも達する、関東屈指の高地に位置している点です。これにより、シーズンは11月下旬から5月のゴールデンウィークまでと非常に長く、関東エリアで最も早くオープンし、最後まで滑れるスキー場の一つとして知られています。標高の高さは豊富な積雪量と極上のパウダースノーをもたらし、特にハイシーズンの雪質は多くのスキーヤー・スノーボーダーを魅了します。
ゲレンデへのアクセスは、全長2,500mの「日光白根山ロープウェイ」がメインとなります。8人乗りのゴンドラで一気に山頂エリアへ到達でき、そこから麓のベースエリアまで最長4kmにも及ぶ爽快なロングクルージングを楽しむことができます。このロングランは、上部は急斜面、中盤は斜度変化に富んだ中斜面、そして下部は緩やかな林間コースと、滑り降りるにつれて様々なコースプロファイルが楽しめる構成になっており、一日中滑っても飽きることがありません。
コースバリエーションも豊かで、丁寧に圧雪されたグルーミングバーンはもちろん、降雪後には極上のパウダーを味わえる非圧雪コースも用意されています。また、地形を活かした自然の沢地形で遊べるフローズンウェイブパークや、レベル別に楽しめるスノーパークも充実しており、フリースタイル志向のユーザーからも高い評価を得ています。
麓にはセンターステーションがあり、レストランやレンタル、日帰り温泉施設「座禅温泉」が完備され、アフタースキーも万全です。都心からは距離があるものの、それを補って余りある最高の雪質と壮大なスケール、そして超ロングシーズンを誇る、本格派スノーリゾートです。
ゲレンデガイド
日光白根山ロープウェイでアクセスする山頂から、最長4kmのロングコースが楽しめます。コースは自然の地形を活かしたレイアウトで、滑りごたえがあります。
- リフト数: 9基 (ロープウェイ1基、ペアリフト8基)
- コース数: 全13コース
- コースレベル:
- 初級: 20%
- 中級: 55%
- 上級: 25%
主なコース紹介
- からまつコース(初・中級): ロープウェイ山頂からのメインコース。全長4kmのロングランが楽しめ、コース幅も広く開放感抜群です。
- ローズコース(上級): からまつコースから分岐する、最大斜度30度の急斜面。降雪後には最高のパウダーが楽しめる、丸沼名物の非圧雪コースです。
- オレンジコース(初級): センターステーション前の中央リフトでアクセスできる緩やかなコース。初心者の練習や足慣らしに最適です。
- バイオレットコース(中級): オレンジコース上部に位置する、適度な斜度の一枚バーン。カービングターンの練習にぴったりです。
- コバルトコース(中級): 第8ペアリフトでアクセスする、穴場的なコース。比較的空いており、プライベート感覚で滑走できます。
- フローズンウェイブパーク: 自然の沢地形をそのまま活かした3D地形パーク。壁を当て込んだり、ナチュラルヒットを楽しんだりできます。
アクセス
住所: 〒378-0414 群馬県利根郡片品村東小川4658-58
(4658-58 Higashiogawa, Katashina-mura, Tone-gun, Gunma 378-0414, Japan)
- 車でのアクセス: 関越自動車道 沼田ICから国道120号(日本ロマンチック街道)を経由して約38km(約50分)。
- 注意: 冬期は金精峠が閉鎖されるため、栃木県日光方面からのアクセスはできません。
- 公共交通機関でのアクセス:
- JR上越新幹線「上毛高原駅」またはJR上越線「沼田駅」から関越交通バス(鎌田行き)に乗車、終点「鎌田」で下車し、そこからタクシーまたは送迎バス(要確認)を利用。
- 新宿バスタより冬期限定で直通高速バス「かたしなスノーエクスプレス号」が運行(要予約)。
公式ウェブサイト
- 丸沼高原スキー場
周辺施設
- 温泉施設
- 宿泊施設
- 観光地
- 吹割の滝: 「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる国の天然記念物。冬期は遊歩道が閉鎖される場合があるので要確認。
- 道の駅 尾瀬かたしな: 地元の新鮮な農産物や特産品が揃う。足湯も併設。
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