スキー場の特徴
忠類白銀台スキー場は、ナウマン象の化石が日本で初めて発見されたことで有名な、北海道十勝の幕別町忠類地区に位置する町営スキー場です。大規模なリゾートとは対極にある、地域住民の冬の健康づくりと子供たちの育成のために作られた、心温まる「ふるさとのゲレンデ」です。
スキー場の最大の特徴は、そのコンパクトさと、すべてが見渡せる安全な設計にあります。ゲレンデは広々とした一枚の緩斜面で構成されており、リフトも乗り降りがしやすいロープトゥが1基のみ。そのため、スキーやスノーボードを始めたばかりの初心者や、小さな子供たちが自分のペースで安心して練習するには、まさに理想的な環境です。地元の小中学校のスキー授業の場としても活用されており、いつも子供たちの元気な声が響いています。
ナイター営業も行われており、日中は仕事や学校がある地域の人々にとって、冬の夜の貴重な運動の場となっています。リフト料金は非常にリーズナブルで、誰でも気軽に利用できるのも大きな魅力です。
派手さはありませんが、訪れる人々が純粋に雪と親しみ、滑る楽しさを分かち合える場所。家族や仲間とのんびり過ごしたい方、都会の喧騒を離れて静かに練習に打ち込みたい方に最適な、アットホームなスキー場です。
ゲレンデガイド
シンプルで安全な、スキー・スノーボードデビューにぴったりのゲレンデです。
- リフト数: 1基 (ロープトゥ)
- コース数: 1コース
- コース難易度:
- 初級: 100%
- スノーボード: 全面滑走可能
主なコース
- メインゲレンデ: 平均斜度10度、最大でも12度と非常に緩やかで、横幅もたっぷりあるワイドな単一コースです。コースの下からも全体を見渡せるため、保護者の方もお子様の様子を見守りながら安心して過ごせます。
アクセス
〒089-1701 北海道中川郡幕別町忠類白銀町421番地
(421 Shiroganecho, Churui, Makubetsu-cho, Nakagawa-gun, Hokkaido 089-1701, Japan)
- 車でのアクセス:
- 帯広広尾自動車道 忠類ICから約5分
- 帯広市内から約50分
- 公共交通機関でのアクセス:
- スキー場への直接の公共交通機関はありません。帯広駅などから十勝バス広尾線で「忠類」バス停まで行き、そこからタクシー等の利用となります。
公式ウェブサイト
- 忠類白銀台スキー場公式サイト
周辺施設
温泉施設・宿泊施設
- 忠類ナウマン温泉 ホテルアルコ: スキー場から車で約5分。道の駅に併設された温泉宿泊施設。肌がすべすべになるアルカリ性の湯が特徴で、日帰り入浴も可能です。
観光地
- 忠類ナウマン象記念館: 日本で初めてナウマン象の全身骨格化石が発見されたことを記念して建てられた博物館。スキー場から車で約5分の「道の駅忠類」のすぐ隣にあります。
- 道の駅 忠類: 温泉、ホテルのほか、レストランや特産品販売所が揃う地域の拠点。ナウマン象の親子像が目印です。
- 丸山展望台: 忠類の町並みや日高山脈、太平洋までを一望できるビュースポットです。(冬期は積雪によりアクセスが難しい場合があります)
飲食店
- レストラン チュルイ: 道の駅忠類(ホテルアルコ内)にあるレストラン。地元の食材を使ったメニューが楽しめます。
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