スキー場の特徴
りんご今日話国スキー場は、広島県庄原市高野町に位置する、規模は小さめながらもアットホームな雰囲気を持つスキー場です。最大の特徴は、その驚異的なアクセスの良さで、松江自動車道(松江道)の高野ICから車でわずか約1分という「日本で一番ICから近い」とも評される立地にあります。
ゲレンデは全体的になだらかな斜面が多く、全3コースが初級・中級者向けの構成となっているため、スキーやスノーボードの初心者、特にファミリー層に人気があります。天然雪を活かしたゲレンデは、地元の人がメインの穴場的な存在で、比較的リーズナブルなリフト券料金も魅力の一つです。
また、このスキー場を特徴づけているのが、そのユニークな営業形態です。通常営業は土曜日・日曜日・祝祭日と正月5日間のみとなっており、平日は予約制でゲレンデを貸切にできる「プライベート貸切営業」を行っています(貸切料金は3万円程度)。「憧れのプライベートゲレンデ」として、仲間内や団体での利用に親しまれています。
スキーやスノーボード以外にも、平地を利用したソリ・チューブ遊びや、雪だるま、かまくら、雪像造りなどが楽しめるスノーパークエリアがあり、雪遊び目的での来場者も多いです。
ゲレンデガイド
りんご今日話国スキー場のゲレンデは、コンパクトながらも滑りごたえのある3本のコースで構成されており、メインとなるのは中斜面です。
項目 | 詳細 |
総コース数 | 3本 |
リフト数 | 1基 (Tバーリフト) |
標高差 | 約80m (Top 600m / Base 520m) |
最大滑走距離 | 約450m (コースは350m以上の距離があります) |
最大斜度 | 20度 |
主体コース | 中斜面 (初・中級者向け) |
特徴的な設備 | Tバーリフト(乗るのに多少のコツが必要)、雪遊び専用のスノーパークエリア |
スクール | ジュニア・スキー、モーグルスキーのスクールも開催 |
主なコースの難易度(参考)
- Aコース (ワイドコース):
- 最大斜度18度、平均斜度12度、距離約400m。コース幅が広く、整備が行き届いており、中級者にとって快適な滑走が可能です。
- Bコース (ストレートコース):
- 最大斜度20度、平均斜度13度、距離約300m。ほぼ一直線のストレートで、コース幅がタイトなため、中級者の練習に適しています。
リフトが「Tバーリフト」という、引っ張られて登るタイプのものであるため、利用に慣れていない初心者には少し難易度が高く感じられることがあります。スノーボードもマナーを守れば全面滑走可能です。
アクセス
広島県庄原市高野町下門田5059-184
(5059-184 Shimokada, Takano-cho, Shobara-shi, Hiroshima, Japan)
【注意】 二輪駆動(2WD)、ノーマルタイヤの乗用車の入場はできません。必ずスタッドレスタイヤやチェーンをご用意ください。
公式ウェブサイト
りんご今日話国スキー場ー庄原観光ナビ
周辺施設
スキー場周辺には、広島県庄原市の「高野」エリアの魅力を満喫できる施設や飲食店があります。
カテゴリ | 施設名 |
宿泊施設 | ペンタ御殿 (グランピング) |
飲食店 | 道の駅たかの |
和創作くらね | |
森のさらだ館あしび | |
観光・グルメ | 道の駅たかの |
関連施設 | りんご今日話国キャンプ場 |