スキー場の特徴
標津町営金山スキー場は、世界自然遺産・知床と根室半島の中間に位置する、日本有数のサケの町・標津町にあるスキー場です。地域住民、特に子供たちの冬の体力づくりやスキー技術の向上のために運営されている、コミュニティに根差したアットホームなゲレンデです。
このスキー場の大きな魅力は、その開放的なロケーションです。ゲレンデトップからは、広大な根釧(こんせん)台地の牧草地帯や、その先に広がる根室海峡、そして天気が良ければ国後島(くなしりとう)の島影までを望むことができます。この雄大な景色を眺めながら滑る体験は、他のスキー場では味わえない、道東ならではの特別なものです。
ゲレンデは、広々としていて見通しの良い、なだらかな斜面で構成されています。コースはシンプルで、初心者や家族連れが安心してスキーやスノーボードの練習をするのに最適です。地元の子供たちのスキー教室や大会なども開かれ、いつも活気と温かい雰囲気に包まれています。
最新鋭の設備はありませんが、リフト料金は非常に安価で、誰でも気軽に利用できます。ナイター営業も行っており、放課後の子供たちや仕事終わりの大人たちにとって、冬の夜をアクティブに過ごせる貴重な場所となっています。純粋に雪と親しみ、滑る喜びを感じられる、ふるさとの温もりあふれるスキー場です。
ゲレンデガイド
根室海峡を望む開放的なロケーションで、のびのびと滑走を楽しめます。
- リフト数: 1基 (ペアリフト)
- コース数: 1コース
- コース難易度:
- 初級: 60%
- 中級: 40%
- スノーボード: 全面滑走可能
主なコース
- メインゲレンデ: 全長約500mの広々とした一枚バーン。上部は中級者向け、下部は初心者向けの緩やかな斜面となっており、レベルを問わず楽しめます。見通しが良く、安心して練習に打ち込めるため、ファミリーでの利用にも最適です。
アクセス
〒086-1653 北海道標津郡標津町字金山
(Kanayama, Shibetsu-cho, Shibetsu-gun, Hokkaido 086-1653, Japan)
- 車でのアクセス:
- 標津町中心部から約10分
- 中標津空港から約30分
- 公共交通機関でのアクセス:
- スキー場への直接の公共交通機関はありません。標津バスターミナルなどからタクシーの利用となります。
公式ウェブサイト
- 標津町公式サイト内ページ:

周辺施設
温泉施設・宿泊施設
- ホテルマルエー温泉: 源泉かけ流しの温泉で、ゆったりとした時間を過ごせます。
- トーヨーグランドホテル: 天然温泉を完備しており、レストランも充実。快適な滞在が期待できる。
観光地
- 標津サーモン科学館: サケの生態や文化を楽しく学べる、サケの仲間だけを展示する世界でも珍しい水族館。冬でも川の中の魚の様子を観察できる「魚道水槽」が人気です。
- ポー川史跡自然公園: 竪穴住居跡などが復元されており、先史時代の文化に触れることができる歴史公園。冬はスノーシューでの散策も楽しめます。
- 北方領土館: 北方領土問題をテーマにした展示館。望遠鏡で国後島を間近に望むことができます。
飲食店
- 郷土料理 武田: 標津産の新鮮な魚介類を使った郷土料理が味わえる人気店。サケやホタテ、ホッキ貝などの料理が豊富です。
- ファミリーレストランいし橋: 標津ジャンボホタテバーガーなど、ご当地グルメも楽しめるレストラン。