スキー場の特徴
いぶきの里スキー場は、岡山県新見市、中国自動車道からも近い国道180号線沿いに位置するアクセス良好なスキー場です。標高850mから650mに広がるゲレンデは、コンパクトながらも効率的にコースが配置されています。
このスキー場の最大の強みは、人工造雪機や降雪機を完備している点です。これにより、暖冬傾向のシーズンでも雪質・積雪量が安定しており、例年12月下旬から3月下旬まで、ほぼ毎日営業が可能です。シーズンを通していつでも銀世界を楽しめる安定感が魅力です。
コースは全部で5本あり、コース難易度の比率は初級者向け35%、中級者向け45%、上級者向け20%と、初・中級者層が最も楽しめる構成となっています。スノーボーダーも全面滑走可能で、ボードパークにはキッカー、テーブルトップ、レールなど充実したアイテムが常設されています。
また、女性とファミリーに優しいサービスも充実しており、「キッズパーク わーにーズ」はフェンスで囲まれ安全性が確保され、コンベア式リフト(動く歩道)が設置されているため、ソリ遊びや雪遊びを楽に楽しめます。JR伯備線新見駅からは直行送迎バス「いぶきライナー」(要予約)が運行しており、車がない方でも手軽に訪れることができます。駐車場は1,000台収容で無料です。
ゲレンデガイド
いぶきの里スキー場は、ペアリフト2基とトリプルリフト1基の計3基のリフトで、全5コースを効率よく回せるよう設計されています。
項目 | 詳細 |
コース数 | 5本 |
リフト本数 | 3基(ペア2基、トリプル1基) |
標高 | トップ:850m / ベース:650m |
標高差 | 200m |
最大斜度 | 30度(チャンピオンバレー) |
最長滑走距離 | 約1,000m(テクニカル~イルミネーション~センターコース) |
スノーボード滑走 | 全面滑走可能 |
主なコースと特徴
- チャンピオンバレー(中・初級): ゲレンデ延長660m、最大斜度30度。スキー場最大の斜度を持つコースですが、中・初級者が滑り込めるようバランスの取れた設計です。
- テクニカルコース(上・中級): ゲレンデ延長600m、最大斜度25度。上部にある中上級者向けコースで、コブ斜面(短め)もあり、技術を試せます。
- イルミネーションコース(初級) & スネーキーコース(初心者): 緩やかな傾斜が続くコースで、特にスネーキーコースは平均斜度6度と緩く、初心者の練習やスキーデビューに最適です。
パーク&キッズエリア
- ボードパーク: キッカー、テーブルトップ、ウェーブなど多彩なアイテムを常設しており、スノーボーダーの練習環境が充実しています。
- キッズパーク「わーにーズ」: フェンスで仕切られた専用エリア。コンベア式リフト(動く歩道)の利用が可能で、ソリや遊具(ワニのエアー遊具、複合滑り台など)で安全に遊べます。
アクセス
住所 〒718-0104 岡山県新見市千屋花見1336-1
(Hanamachi 1336-1, Chiaya, Niimi-shi, Okayama, 718-0104 Japan)
車でのアクセス
- 中国自動車道 新見I.C.から国道180号線経由で約30分。国道沿いにあるためアクセスは非常に良好です。
- 駐車場:1,000台収容、無料。
公共交通機関でのアクセス
- JR伯備線 新見駅より直行送迎バス「いぶきライナー」が運行しています(所要時間約50分。要事前予約)。
公式ウェブサイト

周辺施設
スキー場から車で約1分の場所に、温泉施設を核とした複合施設があり、アフタースキーに最適です。
温泉施設・宿泊施設
施設名 | 所在地(概略) |
新見千屋温泉 いぶきの里(温泉・宿泊) | 岡山県新見市千屋花見1336-5(スキー場隣接) |
レストランいぶき(飲食店) | 新見千屋温泉いぶきの里内 |
満奇洞(観光地) | 岡山県新見市(鍾乳洞) |