スキー場の特徴
幌延町東ヶ丘スキー場は、北海道の道北に位置する、地域住民に愛されるアットホームなスキー場です。平成4年に開設され、「雪を克服して心身の健全な発達を図り、明るく健康な生活を築くこと」を目的に幌延町によって運営されています。
ゲレンデは、スキーやスノーボードが初めての方や、まだ慣れていない初級者から中級者を中心に楽しめるコース設計となっています。最大斜度は22度と緩やかで、コース幅も広いため、子供たちがスキーデビューを飾ったり、ファミリーで安心して楽しんだりするのに最適な環境です。週末や祝日には、地元の子供たちや家族連れで賑わい、和やかな雰囲気に包まれます。上級者向けの急斜面やトリッキーなコースはありませんが、基礎練習やのんびりとクルージングを楽しむには十分なスペックを備えています。
このスキー場の最大の魅力の一つは、その手軽さにあります。まず、リフト料金が非常にリーズナブルに設定されており、1日券でも大人1,040円、小人(中学生以下)は510円と、気軽に滑りに行くことができます。さらに、市街地に隣接しているためアクセスが抜群で、JR幌延駅から徒歩約10分という好立地も嬉しいポイントです。車がなくても公共交通機関で手軽に訪れることができ、「少しだけ滑りたい」と思った時に、いつでも立ち寄れる利便性の高さが地元スキーヤーに支持されています。
水曜日、金曜日、土曜日にはナイター営業も行っており、日中とは違った幻想的な雰囲気の中で滑走を楽しむことができます。仕事帰りや学校帰りにナイタースキーを楽しむのも、このスキー場ならではの楽しみ方でしょう。
ゲレンデ下部にはスキーロッジが設置されており、休憩や暖を取ることができます。ただし、レンタル用品の取り扱いはないため、スキーやスノーボードの道具は各自で持参する必要があります。
規模は小さいながらも、地域の冬のレクリエーション拠点として重要な役割を担っており、人々の健康増進とコミュニティの活性化に貢献しています。都会の大型リゾートとは一味違った、ローカルスキー場ならではの温かみと魅力を感じることができる場所です。
ゲレンデガイド
コンパクトながら、初心者から中級者が楽しめるコースが揃っています。
項目 | 詳細 |
リフト数 | 1基 |
総コース数 | 3本 |
最長滑走距離 | 325m |
最大斜度 | 22度 |
標高差 | 56m |
コースレベル | 初級: 40% / 中級: 60% / 上級: 0% |
スノーボード | 全面滑走可能 |
ナイター営業 | あり(水・金・土 18:00~20:30) |
レンタル | なし |
スクール | スキーのみあり |
リフト料金
券種 | 大人(高校生以上) | 小人(中学生以下) |
1日券 | 1,040円 | 510円 |
シーズン券 | 9,580円 | 4,780円 |
回数券(11回) | 600円 | 300円 |
1回券 | 60円 | 30円 |
アクセス
住所 〒098-3223 北海道天塩郡幌延町幌延106-1
(106-1 Horonobe, Horonobe-cho, Teshio-gun, Hokkaido, 098-3223, Japan)
- 電車でのアクセス JR宗谷本線「幌延駅」より徒歩約10分。
- 車でのアクセス 道央自動車道「士別剣淵IC」より国道40号線を経由して約140km(約2時間~2時間30分)。 無料駐車場50台完備。
公式ウェブサイト
- 幌延町 東ヶ丘スキー場 公式ページ
周辺施設
スキー場の周辺には、幌延町ならではの観光スポットや、少し足を延せば温泉も楽しめます。
温泉・宿泊施設
- とよとみ温泉 川島旅館
- 日本最北の温泉郷にある人気の旅館。美肌の湯として知られています。
- 豊富温泉 ふれあいセンター
- 日帰り入浴が可能な施設。独特の油分を含む温泉が特徴です。
観光地
- 幌延町トナカイ観光牧場
- たくさんのトナカイと触れ合える観光牧場。冬にはトナカイぞり体験も楽しめます。
- サロベツ原野(利尻礼文サロベツ国立公園)
- 広大な湿原が広がる国立公園。冬は一面の雪原となり、壮大な景色が広がります。
- 金田心象書道美術館
- 幌延町出身の書家、金田心象氏の作品を収蔵する美術館です。