湯の丸スキー場ガイド

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スキー場の特徴

長野県東御市と群馬県嬬恋村にまたがる「湯の丸スキー場」は、その卓越した雪質とアクセスの良さから「首都圏から一番近いパウダースノーリゾート」として、日帰りスキーヤーから本格的なスキーヤーまで幅広く愛されているスキー場です。

このスキー場の最大の魅力は、その標高の高さにあります。ゲレンデベースは標高1,700mを超え、山頂は1,965mにも達します。この高標高と内陸型の気候がもたらすのは、水分が少なく非常に軽い、サラサラの「パウダースノー」です。さらに、浅間山系が雪雲をブロックするため、晴天率が80%と非常に高いのも大きな特徴。抜けるような青空の下、最高の雪質でスキーやスノーボードを楽しめる確率が極めて高い、理想的な環境が揃っています。

ゲレンデは、地蔵峠の一本道を挟んで、湯の丸山側に「第1ゲレンデ」、篭ノ登山(かごのとやま)側に「第2〜第6ゲレンデ」が広がるユニークなレイアウトとなっています。第1ゲレンデは上級者向けの斜面、その他のゲレンデは中級者や初級者が楽しめる多彩な斜面で構成されています。

標高の高さを活かし、例年11月下旬という早い時期からオープンし、4月上旬(または年によっては5月のGW)まで滑走可能という、驚異的な「ロングシーズン」も実現しています。

ゲレンデ内には「湯の丸高原ホテル」が直結しており、宿泊はもちろん、天然温泉(露天風呂あり)の日帰り利用も可能です。滑走後はすぐに温泉でリフレッシュできる、贅沢な時間を過ごすことができます。また、隣接する「鹿沢スノーエリア」とは同じ県道沿いに位置しており、このエリア一帯がウィンタースポーツの拠点となっています。

ゲレンデガイド

高標高がもたらすパウダースノーと、晴天の下での快適なクルージングが魅力。効率的なリフト配置で、初心者から上級者まで楽しめます。

  • リフト数: 6基 (高速カプセルリフト 1基 / トリプルリフト 1基 / ペアリフト 4基)
  • コース数: 9コース
  • 最長滑走距離: 2,300m
  • 最大斜度: 25度
  • 標高差: 265m (トップ 1,965m / ボトム 1,700m)
  • コースレベル: 初級 40% / 中級 40% / 上級 20%

主なコース紹介

  • 第1ゲレンデ(中〜上級) 地蔵峠の湯の丸山側に位置する一枚バーン。適度な斜度があり、圧雪されたバーンはカービングや基礎練習に最適です。
  • 第2ゲレンデ(初級) ゲレンデ下部に広がる、幅広で緩やかな斜面。初心者やファミリーが安心して練習できるエリアです。
  • 第3ゲレンデ(中級) 開放感抜群のオープンバーン。適度な起伏もあり、中級者のステップアップに最適です。
  • 第5ゲレンデ(初級) 緩やかな斜面が続く、ボーダーにも人気のコース。基礎練習に最適です。
  • 第6ゲレンデ(初〜中級) 高速カプセルリフトでアクセスする、スキー場最長の1,100mロングコース。幅が広くフラットなため、初心者でも山頂からのロングランと絶景を楽しめます。

アクセス

〒389-0501 長野県東御市湯の丸高原1270

(1270 Yunomaru Kogen, Tomi-shi, Nagano 389-0501, Japan)

公式ウェブサイト

  • 湯の丸スキー場
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湯の丸スキー場★首都圏に一番近い天然パウダースノーリゾート 首都圏に一番近い天然パウダースノーリゾート、湯の丸スキー場です。初級者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

周辺施設

温泉施設

宿泊施設

観光地

  • 北国街道 海野宿(東御市内)
    • スキー場から車で約30分。江戸時代の旅籠屋造りや明治時代の蚕室造りの建物が残る、風情ある宿場町。
  • 道の駅 雷電くるみの里(東御市内)
    • 地元の名産である「くるみ」を使ったお土産やグルメが充実。
  • 池の平湿原(近隣)
    • 湯の丸高原に隣接する高層湿原。冬はスノーシューハイキングのフィールドにもなります。(※冬季は車でのアクセス不可、要装備)

飲食店(ゲレンデ内・近隣)

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この記事を書いた人

世界中のスキー場情報を発信しています。
世界中のスキーリゾートを回り、最高の雪質を求めています。
個人的にはウィスラーが大好き!でも、日本の雪も世界に誇れる最高の雪!

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