BAGPARK(バグパーク)ガイド

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スキー場の特徴(施設の特徴)

BAGPARK(バグパーク)は、群馬県利根郡片品村に位置する、スキーおよびスノーボード専用のジャンプトレーニング施設です。この施設最大の特徴は、着地地点に巨大な空気のマット(エアバッグ)を採用している点にあります。雪上とは異なり、着地時の衝撃が大幅に吸収されるため、怪我のリスクを最小限に抑えながら、高難易度のトリックや新しい技の習得に挑戦することができます。

通常、スキー場の営業が終了する春から秋(グリーンシーズン)にかけて営業しており、冬のシーズンインに向けた「オフトレ(オフシーズントレーニング)」の聖地として、初心者からプロライダーまで幅広い層に利用されています。アプローチ(助走路)には、雪に近い感覚で滑走できる特殊なサマースノーマット(ブラシ)が敷設されており、実際のゲレンデでのジャンプに近い感覚を養うことが可能です。

周囲は大自然に囲まれた片品村の静かな環境にあり、集中して練習に取り組むことができます。また、ビデオスクリーニング設備や指導経験豊富なスタッフによるアドバイスが受けられる場合もあり、短期間でのスキルアップを目指すストイックなスキーヤー・スノーボーダーにとって理想的な環境が整っています。

ゲレンデガイド(キッカー・コースガイド)

BAGPARKはリフトを備えた広大な雪山ではありませんが、レベルに合わせて設計された複数のジャンプ台(キッカー)が設置されています。自分の実力に合わせて段階的にステップアップできる設計になっています。

  • アプローチ(助走路) 滑走性の高い高性能なブラシマットを使用しています。滑走時は板の保護と滑走性向上のため、散水されていることが一般的です。エッジコントロールの練習にもなり、雪上でのポジショニング確認に役立ちます。
  • スモールキッカー(初級〜中級) 飛距離:約1m〜5m 初めてエアマットジャンプに挑戦する人や、基本的なストレートジャンプ、グラブの練習に最適なサイズです。恐怖心が少ない高さに設計されており、空中感覚を養うのに適しています。
  • ミドル〜ビッグキッカー(中級〜上級) 飛距離:約8m〜15m(※セッティングにより変動あり) 滞空時間が長く、高回転のスピンや3Dトリック(縦回転)の練習が可能です。着地がエアマットであるため、失敗を恐れずに大技にトライできるのが魅力です。
  • ハイクアップシステム リフト設備はないため、基本的に自力でのハイクアップ(徒歩でスタート地点へ戻る)となります。これにより体力作りも兼ねたトレーニング効果が期待できます。

※営業年度や時期により、キッカーのサイズやレイアウトが変更される場合があります。

アクセス

住所 〒378-0414 群馬県利根郡片品村大字東小川4648

(4648 Higashiogawa, Katashina-mura, Tone-gun, Gunma-ken, Japan)

アクセス概要 関越自動車道「沼田IC」から国道120号線を日光・片品方面へ約45分。片品村役場を過ぎ、片品中学校のすぐ隣に位置しています。

周辺施設

練習の疲れを癒やす温泉や、食事処、観光スポットが近隣に充実しています。

【温泉】

【道の駅】

【観光】

  • 尾瀬国立公園 日本を代表する景勝地。ハイキングや自然観察が楽しめます。

【飲食店】

関連サイトリンク

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この記事を書いた人

世界中のスキー場情報を発信しています。
世界中のスキーリゾートを回り、最高の雪質を求めています。
個人的にはウィスラーが大好き!でも、日本の雪も世界に誇れる最高の雪!

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