「週末、ふらっと滑りに行きたい」 「でも、車を持っていないし、雪道の運転は怖い…」 「どうせ日帰りじゃ、大したゲレンデは無理なんでしょ?」
東京在住のスキーヤー・スノーボーダーの皆さん。 その悩み、「新幹線」と「バスツアー」がすべて解決します。
今や、東京駅を出発して最短70分で、ゲレンデのゴンドラ乗り場に立つことが可能です。 この記事では、車なし・日帰りでも「滑走時間」と「雪質」に妥協しない、アクセス最強のスキー場ベスト5を、具体的な行き方と予算まで徹底ガイドします!
【最重要】日帰りスキー「最強の予約術」
まず、絶対に知っておくべきこと。 それは、「新幹線の切符」と「リフト券」をバラバラに買ってはいけない、ということです。
日帰りスキーには、交通費とリフト券がセットになった「パッケージツアー」を使うのが鉄則。これだけで、往復の新幹線代金(約14,000円)とほぼ同額で、リフト券(約7,000円相当)がタダ同然で付いてくる、魔法のようなプランが存在します。
① 新幹線(速さ・快適さ重視)なら「JR SKISKI」
- 内容: 「往復の新幹線(指定席OK)」+「リフト券」のセットプラン。
- 特徴: 圧倒的に安く、早い。東京発日帰りスキーの王道です。
- 予約サイト:
② 高速バス(安さ・手軽さ重視)なら「バスツアー」
- 内容: 「往復の貸切バス」+「リフト券」のセットプラン。
- 特徴: 往復1万円以下も多数。朝早い(新宿発6:30など)が、寝ているだけで着く安さは魅力。
- 予約サイト:
この2つの予約術を前提に、最強の5選を見ていきましょう。
東京から日帰りで行けるスキー場ベスト5
1位:GALA湯沢スキー場(新潟県)
【キング・オブ・日帰り。新幹線がスキーセンターに直結】
- アクセス(新幹線): 東京駅 → ガーラ湯沢駅(上越新幹線 最速約70分)
- 駅からの時間: 0分
- 解説: もはや説明不要。「駅の改札=スキーセンター」という、日本で唯一のスキー場です。新幹線を降りたら、そのままロッカーで着替え、ゴンドラでゲレンデへ。 「日帰り」のために作られたリゾートであり、手ぶらで行けるレンタルも超充実。雪質も良く、コースも広大で、日帰りでも「滑り倒した感」はNo.1です。
2位:軽井沢プリンスホテルスキー場(長野県)
【駅近&高晴天率。滑走+買い物も楽しむリゾート】
- アクセス(新幹線): 東京駅 → 軽井沢駅(北陸新幹線 最速約70分)
- 駅からの時間: 徒歩10分(または無料シャトルバス1分)
- 解説: 軽井沢駅の南口を出ると、目の前がスキー場とアウトレット。強力な人工降雪機により、11月1日(2025年)からオープンしている、本州で最も早く滑れる場所の一つです。 雪質は人工雪メインですが、晴天率が90%と非常に高いのが魅力。スキーデビューの家族や、午前中はスキー、午後はアウトレットで買い物、という優雅な日帰りにも最適です。
3位:ふじてんスノーリゾート(山梨県)
【バスツアー最安・最短。富士山を望む絶景ゲレンデ】
- アクセス(バス): 新宿駅など → ふじてん(バスツアー 最速約90分〜120分)
- 駅からの時間: –
- 解説: 「新幹線は高い!」という学生や、とにかく安く行きたい層の味方。バスツアーのラインナップが非常に豊富で、往復バス+リフト券で7,000円台から見つかります。 東京からの物理的な距離が最も近く、バスの移動時間が短いのが最大のメリット。目の前にそびえる「富士山」に向かって滑るロケーションは最高です。
4位:川場スキー場(群馬県)
【バスツアーの定番。都心から近い本格パウダー】
- アクセス(バス): 新宿駅など → 川場スキー場(バスツアー 約3時間)
- 駅からの時間: –
- 解説: 「安く行きたい。でも、雪質にもこだわりたい」という欲張りなボーダー・スキーヤーに大人気。群馬県ですが標高が高く、極上のパウダースノーが降ることで有名です。 新宿発着のバスツアーが非常に多く、「ムラサキスポーツ」などが入る巨大な立体駐車場(スキーセンター)にバスが横付けされるため、アクセスが快適です。
5位:湯沢高原スキー場(新潟県)
【駅近+温泉街。滑走も観光も楽しむ「ハブ」】
- アクセス(新幹線): 東京駅 → 越後湯沢駅(上越新幹線 最速約70分)
- 駅からの時間: 徒歩8分
- 解説: GALA湯沢の手前の「越後湯沢駅」は、温泉街の中心。駅の目の前から、世界最大級のロープウェイで一気にゲレンデに上がれます。 ここを拠点に、シャトルバスで「石打丸山」や「神立」など他のスキー場へ移動も可能。日帰りでも、滑走後に駅前の「温泉(酒風呂 湯の沢など)」に入ってから新幹線に乗れる、という最高の贅沢が味わえます。
Q&A:日帰りスキーヤーの「よくある不安」
Q. 重いスキー板やボードはどうするの?
A. 3択です。
- 「手ぶら」が最強(レンタル): GALAや軽井沢はレンタルが超充実。身軽さが日帰り旅の質を上げます。
- 「宅急便スキー便」: 必須。前日までにスキー場(GALA)や近隣ホテルに送っておき、帰りもそこから発送します。
- 「新幹線に持ち込む」: 可能です。ただし、160cmを超える荷物は「特大荷物スペースつき座席」の事前予約が必須です。
Q. 新幹線とバス、結局どっちがいい?
- 新幹線(JR SKISKI):
- メリット: 速い(滑走時間が長い)、快適、疲れない。
- デメリット: バスよりは高い。
- バスツアー:
- メリット: 圧倒的に安い。
- デメリット: 移動時間が長い(往復5〜6時間)、朝が早い、渋滞リスクがある。
まとめ
「車がないから」と、冬を諦める必要はまったくありません。 東京のど真ん中から、たった1時間半で、日本最高峰のパウダースノーが待っています。
「JR SKISKI」や「バスツアー」を賢く利用し、今週末、ふらっと日帰りスキーに出かけてみませんか?

