スキー場の特徴
長野県の木曽エリア、雄大な御嶽山(おんたけさん)の真正面に広がる「木曽福島スキー場」は、その卓越したロケーションと、訪れる滑走者のことを第一に考えたゲレンデポリシーにより、純粋にスキーを楽しみたい人々から絶大な支持を集めるスノーリゾートです。
このスキー場の最大にして最強の特徴は、「スノーボード滑走全面禁止」を掲げる「スキーヤー専用ゲレンデ(スキーヤーオンリー)」であることです。ゲレンデ内にスノーボーダーが座り込んでいることがないため、滑走軌道の違いによる接触のリスクを気にすることなく、心の底から安心して滑走に集中できます。このポリシーは、特にスキーデビューの小さなお子様を連れたファミリー層や、久しぶりにスキーを楽しむシニア層、そしてカービングターンをじっくり練習したい基礎スキーヤーにとって、これ以上ないほど安全で理想的な環境を提供しています。
ロケーションもまた、このスキー場の大きな魅力です。標高1,904mのゲレンデトップからは、遮るもののない360度の大パノラマが広がり、正面には神々しいほどの御嶽山、さらに中央アルプス、乗鞍岳、加賀白山までをも一望できます。この日本屈指の絶景を眺めながら、山頂からベースまで一気に滑り降りる最長4,600mのロングクルージングは、木曽福島スキー場でしか味わえない至福のひとときです。
ゲレンデは、標高差700m以上の高低差を活かし、上級者から初心者までが楽しめる、非常にバランスの取れたレイアウトとなっています。山頂付近の「スカイコース」や「シークレットB・Cコース」は、絶景とパウダースノーが楽しめる中上級者向けのエリア。中腹の「シークレットAコース」は、御嶽山に向かって滑り込む、幅広で快適なメインの中斜面バーンです。そして麓には、広々とした緩斜面が広がる「ファミリーA・Bコース」や、子ども専用の「ウインキーパーク」(動く歩道完備)が整備されており、スキーデビューにも最適です。
木曽エリアならではの良質な雪、息をのむ絶景、そして何よりも「スキーヤーファースト」の安心感。そのすべてが、ここ木曽福島スキー場にはあります。
ゲレンデガイド
スキーヤー専用。山頂から4,600mのロングランが可能な、縦長のレイアウトが特徴です。
- リフト数: 5基(第1トリプルリフト、第2クワッドリフト、第3ペアリフト、第4ペアリフト、第5ペアリフト)
- コース数: 8コース
- 最長滑走距離: 4,600m
- 最大斜度: 28度
- 標高差: 704m (トップ 1,904m / ボトム 1,200m)
- コースレベル: 初級 40% / 中級 40% / 上級 20%
主なコース紹介
- スカイコース(上級)
- 標高1,904mの山頂から滑り出す、絶景の急斜面コース。最大斜度は28度。
- シークレットBコース(上級)
- 最大斜度28度。滑りごたえのある非圧雪バーンで、コブが楽しめることもあります。
- シークレットAコース(中級)
- 第2クワッドリフトで効率よく回せる、スキー場のメインコース。御嶽山を正面に望む、幅広で快適な中斜面です。
- シークレットCコース(中級)
- 尾根伝いに滑り降りる、変化に富んだロングコース。
- ファミリーA・Bコース(初級)
- ゲレンデ下部に広がる、広々とした緩斜面。ファミリーや初心者の練習に最適です。
- スネークコース(初級)
- 林間を抜ける、緩やかでくねくねとしたコース。
- ウインキーパーク(キッズ)
- 動く歩道が完備された、ソリや雪遊び専用のキッズエリア。
アクセス
〒397-0002 長野県木曽郡木曽町新開10034番地
(10034 Shinkai, Kiso-machi, Kiso-gun, Nagano 397-0002, Japan)
公式ウェブサイト
- 木曽福島スキー場

周辺施設
温泉施設
- 木曽駒の湯 ぬくもりの宿 駒の湯
- スキー場から車で約20分。木曽駒高原にある日帰り入浴も可能な温泉宿。
- ホテル木曽温泉黄金の湯
- スキー場から車で約30分。御嶽山の麓から湧き出す源泉かけ流しの湯。
- 二本木の湯(木曽福島)
- 木曽福島駅近くにある、炭酸泉が特徴の日帰り温泉施設。
- せせらぎの四季(木曽駒高原)
- 日帰り温泉施設。
宿泊施設
観光地
- 開田高原
- 木曽馬の里や、「そば処 まつば」など蕎麦の名店が点在する、御嶽山麓の高原リゾート。
飲食店(木曽福島宿)
- くるまや本店
- 木曽福島宿にある、地元で人気の老舗そば屋。
- 御菓子司 田ぐち
- 「そば饅頭」や「御嶽もなか」など、木曽ならではの和菓子が揃う。
- 中善酒造店 / 七笑酒造
- 木曽の地酒を代表する酒蔵。試飲やお土産の購入が可能。

