雪不足でも大丈夫!人工造雪機・降雪機完備で「絶対滑れる」スキー場10選(関東・甲信越)

暖冬傾向が続く近年、スキー旅行の計画で最も怖いのが「雪不足によるクローズ」です。 しかし、そんな心配を吹き飛ばしてくれる救世主がいます。それが「人工造雪機(ICS)」や高性能な「人工降雪機」を備えたスキー場です。

これらは自然の雪を待つことなく、自分たちで雪を作り出せるため、気温や天候に左右されずに「予定通りオープン」し、「確実に滑れる」環境を提供してくれます。

この記事では、キャンセルリスクを極限まで減らしたい幹事さん必見の、関東・甲信越エリアで「雪不足でも絶対滑れる」最強のスキー場10選をご紹介します。


目次

【長野県】晴天率も抜群!人工雪の聖地エリア

長野県の東信エリアなどは、気温は低いものの天然雪が少ない地域。だからこそ、人工降雪技術が日本トップレベルに発達しています。

軽井沢プリンスホテルスキー場(長野県)

【ICSの王様。11月から確実に滑れる安心感】 気温に関係なく雪を作れる「ICS(人工造雪機)」を大量に導入しており、毎年11月1日にオープンすることで有名。新幹線駅直結、アウトレット隣接と、利便性も最強です。ここを選べば「滑れない」というリスクはゼロに等しいでしょう。

菅平高原スノーリゾート(長野県)

【圧倒的な降雪機の数!寒さを味方につけた安定感】 「日本のダボス」と呼ばれるほどの極寒地帯。その寒さを活かし、スノーマシン(降雪機)をフル稼働させてゲレンデを作ります。雪質は非常に硬く締まっており、カービングの練習には最適。シーズン中の晴天率が高いのも魅力です。

八千穂高原スキー場(長野県)

【標高1,600m×降雪機で最高のコンディション】 標高の高さと高性能な降雪機の組み合わせで、シーズンを通して安定したバーンを提供しています。コンパクトながらコースレイアウトが良く、初心者から上級者まで楽しめる穴場的存在。雪不足の年こそ真価を発揮します。

竜王スキーパーク(長野県)

【標高差と降雪機でロングシーズンを実現】 標高1,930mの山頂エリアと、麓エリアの強力な降雪機により、雪不足の年でも滑走エリアを確保します。絶景「SORA terrace」もあり、滑り以外の楽しみも充実しています。


【群馬県】首都圏から近い!高標高&人工雪のハイブリッド

群馬県の沼田・水上エリアは、首都圏からのアクセスが良く、標高の高いスキー場が多いため、人工雪と天然雪のハイブリッドで安定しています。

丸沼高原スキー場(群馬県)

【標高2,000m×人工降雪機でロングシーズン】 日光白根山の中腹にあり、標高の高さはエリア随一。さらに人工降雪機を組み合わせることで、11月下旬からGWまでという驚異のロングシーズンを実現しています。ゴンドラで一気に山頂へ行けるのも魅力。

たんばらスキーパーク(群馬県)

【雪持ちの良さが自慢。初中級者の天国】 北向き斜面かつ標高が高いため、作った雪が溶けにくいのが特徴。雪不足のシーズンでも、「たんばらなら滑れる」と言われるほどの安定感を誇ります。なだらかな斜面が多く、ビギナーやファミリーに最適です。

奥利根スノーパーク(群馬県)

【全コースに降雪機完備!ナイターも安心】 「ゲートハウス」と呼ばれる最新のセンターハウスと、全コースをカバーする降雪機が自慢。小学4年生以下リフト無料など、攻めたサービスも人気。24時までのロングナイター営業も、人工雪による安定したバーンがあるからこそ可能です。


【埼玉・山梨・静岡】近くて確実!日帰り最強エリア

「雪山に行く」のではなく「雪がある場所に行く」。そんな手軽さが魅力のエリアです。

狭山スキー場(埼玉県)

【屋根付き!雨でも雪不足でも100%滑れる】 池袋から電車で40分。半屋内型のスキー場で、最新の人工造雪システムにより、外が土砂降りでも関係なく滑れます。絶対に中止にしたくない練習会や、子供のデビュー戦にはここが日本一確実です。

ふじてんスノーリゾート(山梨県)

【富士山の麓で確実に滑る】 独自の人工降雪技術により、富士山の麓で安定したゲレンデを維持しています。都心から車で約90分という圧倒的な近さが魅力。天然雪が降らない時期でも、コース幅をしっかり確保して営業しています。

スノータウンYeti(イエティ)(静岡県)

【日本一早くオープンする屋外スキー場】 ※正確には甲信越ではありませんが、関東からのアクセス圏内として外せません。 ICSをフル稼働させ、毎年10月に「日本最速オープン」を実現。気温が高くても雪を作れる技術力は国内トップクラス。シーズンインの足慣らしには最適です。


人工雪ゲレンデを楽しむための注意点

人工雪は天然雪と少し性質が異なります。以下の点に注意すると、より快適に楽しめます。

  • バーンが硬め: 人工雪は粒子が細かく、圧雪されると非常に硬くなります。転ぶと痛いので、プロテクター(尻パッドなど)の着用を強くおすすめします。
  • エッジを研いでおく: 硬いバーンでは、エッジが丸まっていると滑り(ズレ)やすくなります。事前にチューンナップに出しておくと、カービングが気持ちよく決まります。
  • 朝イチがおすすめ: 日中、多くの人が滑るとバーンが荒れてきます。整備直後の朝一番が、最もフラットで滑りやすい最高の状態です。

まとめ

「せっかくの休みなのに、雪がなくて中止…」 そんな悲劇を避けるためには、「人工造雪機・降雪機」の有無がスキー場選びの決定打になります。

今回紹介した10選は、天候に左右されず、私たちに「滑る楽しみ」を約束してくれる頼もしいスキー場ばかりです。 今年の冬は、リスクを回避して、賢く確実にスキー・スノーボードを楽しみましょう!

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この記事を書いた人

世界中のスキー場情報を発信しています。
世界中のスキーリゾートを回り、最高の雪質を求めています。
個人的にはウィスラーが大好き!でも、日本の雪も世界に誇れる最高の雪!

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