スキー場の特徴
一本杉スノーパークは、新潟県南魚沼郡湯沢町に位置し、JR越後湯沢駅から徒歩約3分という稀有な立地が最大の特徴です。駅前の温泉街の真ん中という利便性の高さから、「新幹線を降りたら手ぶらで雪遊びに来られる」をコンセプトとしています。
以前はリフトが運行されていましたが、現在はスノーエスカレーターを導入しており、リフト営業は行っていません。このスノーエスカレーターは、動く歩道のように地面に足をつけて移動できるため、スキー板を履いたまま安全かつ楽に斜面を登ることができます。この設備のおかげで、特にゲレンデデビューの小さなお子様やスキー初心者、外国人観光客の方々が安心してスキーや雪遊びを楽しめます。
ゲレンデはスキーエリアとそりエリアに明確に分かれており、安全に遊べるよう配慮されています。雪遊び広場や、雪でできたすべり台、そり遊びのスペースなども設けられており、スキーをしない家族連れでも一日中楽しむことができます。緩やかな斜面が中心で、最長滑走距離は約60m、最大斜度も12度程度と非常に緩やかです。このため、本格的な滑走を楽しむというよりも、雪に親しみ、スキーの基礎を学ぶための最適な環境と言えます。
また、一本杉食堂からはゲレンデ一面を見渡すことができ、地元魚沼塩沢産のお米を使用したメニューを味わえます。周辺には温泉施設や宿泊施設が充実しており、日帰りだけでなく、湯沢の温泉旅行と組み合わせた旅行プランを立てやすい点も大きな魅力です。ただし、スノーボードの利用はできませんので、ご注意ください。家族旅行やスキーデビューに最適な、アットホームなスノーパークです。
ゲレンデガイド
- コース割合: 初級 80% / 中級 20% / 上級 0%
- コース本数: 1本
- 最長滑走距離: 約60m
- 最高斜度: 12度
- 標高: 440m~470m(最高部とベースの標高には情報源により多少の差異があります)
- リフト設備:
- リフト営業は行っていません。
- 代わりにスノーエスカレーターが導入されており、スキー板を履いたまま楽に登行が可能です。(ドーム付き)
- 滑走可能アイテム: スキー、そり(そりエリア)
- 利用不可アイテム: スノーボード
- その他施設:
- そりエリア
- 雪遊び広場
- 日帰りセンター
- スノースライダー
アクセス
住所: 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2521
(2521 Yuzawa, Yuzawa-machi, Minamiuonuma-gun, Niigata)
- 鉄道: JR上越新幹線・上越線 越後湯沢駅 より徒歩約3分
- 車: 関越自動車道 湯沢IC から約2km・約5分
- 駐車場: あり(無料駐車場についてはスキー場へ要問合せ。駐車台数に限りがある場合があります。)
公式ウェブサイト
周辺施設
一本杉スノーパークは越後湯沢温泉街に位置するため、周辺には豊富な施設があります。
温泉施設
- 外湯/共同浴場
- 日帰り入浴が可能な宿泊施設
- 越後湯沢グランドホテル、高半旅館など、近隣の多くのホテル・旅館で日帰り入浴が利用可能な場合があります。
宿泊施設
- 越後湯沢グランドホテル
- 越後湯沢駅から徒歩2分という好立地にあり、リニューアルした大浴場や約50種類の豪華バイキング、多彩な客室で、観光にもビジネスにも最適なホテルです。
- 高半旅館
- 川端康成が小説『雪国』を執筆した宿として知られ、約900年の歴史を持つ源泉掛け流しの「卵の湯」が自慢の温泉旅館です。
- 湯沢駅周辺の旅館、ホテル、民宿
- 越後湯沢温泉街や苗場地区など、湯沢町内の様々なエリアにあるホテル・旅館・民宿などの宿泊施設があります。
観光地
- ぽんしゅ館 越後湯沢店
- 利き酒番所が有名。越後湯沢駅構内。
- 雪国館(湯沢町歴史民俗資料館)
- 川端康成の小説「雪国」の世界に触れられる施設。

