2025年も残りわずか。年末年始のスキー旅行や帰省の計画は完璧ですか? 宿やリフト券は取れても、最後に立ちはだかるのが「高速道路の大渋滞」です。
そして、今年ドライバーを震え上がらせているもう一つの事実があります。 それは、年末年始は「休日割引(30%OFF)」が適用されないということです。
「えっ、土日祝日は安くなるんじゃないの!?」 そう思って油断していると、料金所で表示される金額を見て青ざめることになります。
この記事では、NEXCO東日本の最新データに基づき、「休日割引除外日」の詳細と、「渋滞ピーク予測」、そしてコスト増と渋滞ストレスを吹き飛ばす「回避テクニック&絶品SAグルメ」を徹底解説します!
【重要】年末年始は「休日割引」がありません!
まず、最も重要なコストの話から。 NEXCO各社は、渋滞の激化を避けるため、お盆や年末年始などの繁忙期に「休日割引」を適用しない運用を行っています。
- 適用除外期間(2025-2026シーズン):
- 2025年12月29日(月)~ 2026年1月4日(日)
- ※上記期間は、土日であっても「休日割引(地方部30%OFF)」は適用されません。
- 対象: 普通車・軽自動車等(ETC車)
対策:唯一使える「深夜割引」を狙え!
休日割引はありませんが、「深夜割引(30%OFF)」は期間中も毎日適用されます。
条件: 午前0時~4時の間に高速道路を走行(ETCゲートを通過)すること。
結論: 渋滞回避だけでなく、「お財布のためにも」深夜・早朝移動が最強の選択肢となります。
▼どらぷら E-NEXCO Drive Plaza(渋滞予報・割引適用日カレンダー)
【2025-2026】渋滞のピークはいつ?危険な日時はここだ!
NEXCO東日本・中日本のデータ予測に基づき、特に警戒すべき日時をピンポイントで解説します。
▼ 下り(スキー場・実家へ向かう)
ピーク予想:12月29日(月)・30日(火)
- 関越道: 早朝5:00~13:00頃まで、高坂SAや花園IC付近を先頭に断続的な渋滞が発生。
- 中央道: 早朝5:00~14:00頃まで、相模湖IC付近を先頭に激しい渋滞。
▼ 上り(東京へ帰る)
ピーク予想:1月2日(金)・3日(土)
- 関越道: 14:00~20:00頃。高坂SA付近を先頭に30km以上の渋滞リスクあり。
- 中央道: 11:00~22:00頃。悪名高い小仏トンネルを先頭に、深夜まで解消しない「超ロング渋滞」が予想されます。
【2025年の特徴】 今年はカレンダーの並びが良く、分散傾向にはありますが、それでも1月2日・3日のUターンラッシュは避けるのが賢明です。
渋滞を回避する「3つの鉄則」
渋滞に巻き込まれない唯一の方法は、「人と時間をずらす」ことです。
テクニック①:深夜・早朝割を活用する「AM4:00通過」
これは「深夜割引(30%OFF)」も適用される最強の技です。
- 行き: 東京をAM4:00前に出発し、渋滞ポイント(花園や相模湖)をAM6:00前に通過してしまう。
- 帰り: 現地で夕食と温泉を済ませて仮眠し、20:00以降に出発する。
テクニック②:あえて「一般道(道の駅)」へ逃げる
SA/PAが満車で入れない時は、一度高速を降りて「道の駅」で休憩するのも手です。 (※ETC2.0搭載車なら、指定の道の駅に立ち寄っても料金が変わらない「賢い料金」サービスが拡大中です)
- 関越道の逃げ道: 花園IC近くの「道の駅はなぞの」。スイーツやベーカリーが充実しており、SAより快適に休憩できます。
テクニック③:リアルタイム情報を助手席がチェック
カーナビのVICS情報は遅れることがあります。助手席の人がスマホで「ドラとら」や「Googleマップの交通状況」を見るのが最速です。
渋滞も楽しむ!絶対食べるべきSA/PAグルメ
どうせ休憩するなら、美味しいものを食べてストレスを解消しましょう。
【関越道】のおすすめグルメ
- 特徴: 群馬県産ブランド豚「姫豚」を甘辛いタレで焼き上げた丼。柔らかくジューシーで、朝からでもペロリといけます。スキー前のエネルギーチャージに最適。
- 特徴: 帰りの疲れた体に染み渡る、群馬名物のもつ煮。ここのもつ煮は臭みがなくトロトロで、ご飯が進みます。お土産用も大人気。
- 特徴: 厳選した良質なお肉(牛肉・鶏肉・豚肉)を使用し、素材本来の旨味を最大限に引き出す丼が疲れを取ります。渋滞を抜けた後の「ご褒美ディナー」に。
【中央道】のおすすめグルメ
- 特徴: ガッツリ系の代名詞。ニンニクの効いた豚バラ肉で、これからの長旅やスキーに備えてスタミナをつけるならコレ一択です。
- 特徴: 寒さで冷えた体に、熱々の味噌スープと野菜が染み渡ります。レストランからは富士山が見えることもあり、ロケーションも最高。
- 特徴: 運転疲れの脳に糖分補給。PAなのでSAほど混雑しないのも穴場ポイントです。
まとめ:事前の準備が「快適」を作る
2025-2026年の年末年始は、寒波の到来も予想されています。 渋滞対策はもちろんですが、「スタッドレスタイヤ」の装着や「チェーン」の携行など、雪道対策も万全にしてお出かけください。
「早めの出発」と「美味しいSAグルメ」で、渋滞ストレスのない最高のスキー旅行&帰省にしましょう!

