目次
スキー場の特徴
中山峠スキー場は、北海道札幌市と喜茂別町の境界に位置する、道内でも極めてユニークな営業形態を持つスキー場です。最大の特徴は、一般的なスキー場がハイシーズンとなる1月・2月をあえて休業し、「初滑り」と「春スキー」のシーズンのみ営業するという点にあります。標高約830mに位置するため、シーズン初期の11月から天然雪での滑走が可能であり、春にはゴールデンウィークを過ぎても豊富な雪量を誇ります。
このスキー場が多くのファンを惹きつける理由は、その圧倒的な「雪質の良さ」にあります。中山峠は雪雲の通り道にあたるため、シーズン初めから極上のパウダースノーが降り積もります。春シーズンには道内最大級の「スノーパーク」が設営され、キッカーやレール、ボックスといった多彩なアイテムが並び、プロライダーやフリースタイル愛好家たちが集結する聖地としても知られています。
また、札幌市中心部から国道230号線を通ってわずか60分というアクセスの良さも魅力です。峠の頂上に位置するため、天候が良い日には「蝦夷富士」と称される羊蹄山の壮大な姿を一望しながらのライディングを楽しむことができます。ベース施設にはレストランや売店も完備されており、滑った後には隣接する道の駅で名物の「あげいも」を味わうのが定番の楽しみ方となっています。本格的な冬が始まる前のウォーミングアップから、春の陽光の下でのパークライドまで、北海道のスキーシーズンの「始まり」と「終わり」を象徴する特別なスポットです。
ゲレンデガイド
- リフト数: 1基(中山峠ペアリフト / 全長約600m)
- コース数: 2コース(+連絡路・パークエリア)
- 難易度構成:
- 初級:40%
- 中級:40%
- 上級:20%
- 主なコース:
- シルバーコース(中級): ゲレンデの中心を滑り降りるメインコース。適度な斜度があり、カービング練習に最適。
- ファミリーコース(初級): 緩やかな斜面で、初心者や家族連れでも安心して滑走可能。
- スノーパーク: 春シーズン(4月〜5月)に大規模なパークが登場。キッカー、ジブアイテムが充実しており、レベル別のレーンが設置される。
- 標高: ベース 658m / 山頂 831m
アクセス
- 住所: 北海道虻田郡喜茂別町字川上345
- (345 Aza-Kawakami, Kimobetsu-cho, Abuta-gun, Hokkaido)
車
- 札幌中心部より国道230号線経由で約60分。
- 新千歳空港より国道453号線・276号線・230号線経由で約90分。
- 駐車場:250台(無料)
公共交通機関
- じょうてつバス「札幌駅前」より「洞爺湖温泉行き」または「豊浦しおさい前行き」に乗車、「中山峠」バス停下車。札幌駅より約95分。
- 道南バス「札幌駅前」より「中山峠経由 洞爺湖温泉行き」に乗車、「中山峠」バス停下車。

