コルティナ・ダンペッツォ (Cortina d’Ampezzo)

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スキー場の特徴

イタリア北東部、ヴェネト州に位置するコルティナ・ダンペッツォは、ユネスコ世界自然遺産に登録されている「ドロミテ山塊」の中心に位置し、世界中のスキーヤーが憧れる聖地です。「ドロミテの女王(Queen of the Dolomites)」という異名を持ち、1956年の冬季オリンピック開催地として、また2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックの共同開催地として、その名は世界に轟いています。

コルティナの最大の魅力は、なんといってもその圧倒的な景観美です。3,000メートル級の荒々しい岩山が垂直に切り立ち、夕暮れ時には岩肌がピンク色に染まる「エンロサディラ(Enrosadira)」という現象が見られます。この神秘的な光景をバックに滑走する体験は、他のどのリゾートでも味わえない感動を呼び起こします。

スキー場の雰囲気は、イタリアらしい陽気さと、老舗リゾートならではの優雅さが融合しています。街の中心「コルソ・イタリア(Corso Italia)」には高級ブティックや洗練されたカフェが立ち並び、アフタースキーはショッピングやアペリティーボ(食前酒)を楽しむ人々で賑わいます。ここでは、ガツガツと滑るだけでなく、テラスで素晴らしい景色を眺めながらワインと美食を堪能する「ラ・ドルチェ・ヴィータ(甘い生活)」こそが、正しい過ごし方と言えるでしょう。

また、コルティナは世界最大のスキーエリアネットワーク「ドロミテ・スーパースキー(Dolomiti Superski)」の一部でもあります。共通パスを使えば、総滑走距離1,200kmという桁外れのスケールでスキーサファリを楽しむことが可能です。歴史ある伝統、洗練されたイタリア文化、そして世界遺産の絶景。これらすべてが調和したコルティナ・ダンペッツォは、人生で一度は訪れたい、まさに「別格」のスノーリゾートです。


ゲレンデガイド

コルティナのエリアは大きく分けて「トファーナ(Tofana)」、「ファローリア(Faloria)/クリスタッロ(Cristallo)」、「ラガツォイ(Lagazuoi)/チンクエ・トッリ(Cinque Torri)」の3つに分類され、それぞれ異なる魅力を持っています。

  • リフト総数: 36基(ゴンドラ、ケーブルカー、チェアリフト含む ※エリア内)
  • コース総延長: 約120km(ドロミテ・スーパースキー全体では約1,200km)
  • コース構成比:
    • 初級(青): 38%
    • 中級(赤): 49%
    • 上級(黒): 13%
  • 最長滑走距離: 約8.5km(アルメンタローラ・ランなど)

【主なエリアとハイライト】

  1. トファーナ (Tofana): ワールドカップ女子滑降の舞台となる名物コース「オリンピア・デッレ・トファーナ」があるエリア。急斜面の岩の間を縫うように滑るスリルと、眼下に広がる街の眺望が素晴らしいエリアです。
  2. ファローリア / クリスタッロ (Faloria / Cristallo): 街の中心からロープウェイで直接アクセス可能。北向き斜面が多く、シーズンを通して雪質が安定しています。映画『クリフハンガー』のロケ地としても有名です。
  3. ラガツォイ (Lagazuoi) – アルメンタローラ (Armentarola): 「隠された谷」と呼ばれる絶景ルート。断崖絶壁と凍った滝の間を滑り抜ける8.5kmのロングクルージングは圧巻です。コースの最後には、なんと**馬車に引かれて平地を移動する(ホース・トウ)**という、世界でも珍しいアトラクション的な体験が待っています。

アクセス

ヴェネツィアのマルコ・ポーロ空港が最も一般的なゲートウェイとなります。空港からは直通バス「Cortina Express」または「ATVO」が便利です。

住所: 〒32043 イタリア ヴェネト州 ベッルーノ県 コルティナ・ダンペッツォ (32043 Cortina d’Ampezzo, Province of Belluno, Italy)

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この記事を書いた人

snowmasterのアバター snowmaster スノーサーチ編集長

スキー歴45年、物心ついたころからスキーを始め、基礎スキー・競技スキーなどを経て、日本国内の素晴らしいスキー場をより多くの人たちに楽しんでもらえるように、1999年よりスノーサーチ(SNOWSEARCH)サイトを運営し今に至る。スノーレジャーを楽しみながら、スキー・スノーボードの普及啓蒙活動に力を入れている、スノーサーチの編集長です。

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