リヴィニョ (Livigno)

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スキー場の特徴

イタリア・ロンバルディア州の最北端、スイスとの国境にひっそりと佇む「リヴィニョ(Livigno)」は、その特異な地理的環境から「ピッコロ・チベット(小さなチベット)」という愛称で親しまれています。標高1,816mという高地に位置するベースタウンは、ヨーロッパのスキーリゾートの中でも屈指の高さを誇り、それゆえに圧倒的な雪質の良さとシーズンの長さを約束します。11月末から5月初旬まで、常にドライで軽いパウダースノーが降り積もるこの地は、世界中のスキーヤーやスノーボーダーにとっての「約束の地」とも言えるでしょう。

LVIGNO SKI PARK スノーサーチ

リヴィニョの最大の特徴の一つは、町全体が「免税エリア(Duty-Free Zone)」であることです。その歴史は古く、16世紀にまで遡ります。かつて冬の間は雪に閉ざされ外界から孤立していたこの貧しい村に対し、人々が住み続けられるようにと特別な税制優遇措置が与えられたのが始まりです。現在では、スキーの後にブランド品や香水、アルコール、タバコなどを免税価格でショッピングできるという、他のリゾートにはないユニークなアフタースキーの楽しみを提供しています。

雰囲気は、伝統的なアルプスの木造建築とモダンなホテルが融合した、活気に満ちたイタリアン・スタイルです。メインストリートには無数のショップ、バー、レストランが軒を連ね、夜遅くまで賑わいを見せます。しかし、リヴィニョの魅力は享楽的な側面だけではありません。雄大な谷を挟んで「モットリーノ(Mottolino)」と「カロゼッロ3000(Carosello 3000)」という2つの巨大な山岳エリアが対峙しており、その景観は息をのむほど開放的です。狭い谷底ではなく、開けた高原状の盆地に町があるため、日照時間が長く、太陽を浴びながらの爽快なクルージングが楽しめます。

さらに、リヴィニョは2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックの会場(スノーボードおよびフリースタイルスキー競技)に選ばれており、そのパークやハーフパイプのクオリティは世界最高水準であることが証明されています。歴史ある免税の街、極上のパウダースノー、そしてオリンピック級の施設。これらが融合したリヴィニョは、単なるスキー場を超えた、特別な冬の体験ができる場所なのです。

ゲレンデガイド

谷を挟んで東側の「モットリーノ」と西側の「カロゼッロ3000」の2大エリアで構成され、無料のシャトルバスで連絡しています。

  • コース総延長: 約 115km
  • リフト総数: 32基
    • ゴンドラ・ロープウェイ: 6基
    • チェアリフト: 14基
    • ドラグリフト等: 12基
  • コース難易度割合:
    • 初級(青): 29%
    • 中級(赤): 55%
    • 上級(黒): 16%
  • 最長滑走距離: 約 6km
  • 標高差: 982m(トップ 2,798m / ベース 1,816m)

エリア別ガイド:

  • Mottolino(モットリーノ)側: フリースタイルの聖地。ヨーロッパでもトップクラスの評価を受ける「Mottolino Snowpark」があり、巨大なキッカーやジブアイテムが並びます。上級者向けの急斜面も充実しており、アグレッシブに攻めたい滑り手向けです。
MOTTOLINO SIDE
  • Carosello 3000(カロゼッロ)側: 日当たりが良く、幅の広いロングコースが主体。ファミリーや中級者がカービングを楽しむのに最適です。「The Beach」と呼ばれるファンパークもあり、リラックスした雰囲気で滑走を楽しめます。

アクセス

リヴィニョは秘境とも言える場所にあり、アクセスは冒険の一部です。

住所: 〒23030 イタリア ロンバルディア州 ソンドリオ県 リヴィニョ (Livigno, Province of Sondrio, Lombardy, 23030, Italy)

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この記事を書いた人

snowmasterのアバター snowmaster スノーサーチ編集長

スキー歴45年、物心ついたころからスキーを始め、基礎スキー・競技スキーなどを経て、日本国内の素晴らしいスキー場をより多くの人たちに楽しんでもらえるように、1999年よりスノーサーチ(SNOWSEARCH)サイトを運営し今に至る。スノーレジャーを楽しみながら、スキー・スノーボードの普及啓蒙活動に力を入れている、スノーサーチの編集長です。

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