会津高原たかつえスキー場ガイド

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スキー場の特徴

福島県南会津町に位置する「会津高原たかつえスキー場」は、会津エリアを代表する単独峰のビッグゲレンデです。標高1,650mの山頂からベースエリアまでの高低差は700mを超え、その縦に長い地形を生かしたダイナミックなコースレイアウトが最大の特徴です。

このスキー場の魅力は、何と言ってもその圧倒的なスケール感と雪質にあります。奥会津特有のドライな粉雪「ミクロファインスノー」が降り積もり、ハイシーズンには本州屈指のパウダースノーを堪能できます。 コースレイアウトは「縦長」で、山頂から山麓までを一気に滑り降りる最長5,000mのロングクルージングは爽快そのもの。頂上付近からは、日本百名山の一つである「七ヶ岳」をはじめとする南会津の山並みを360度の大パノラマで望むことができ、晴天時の景色は圧巻です。

コースバリエーションも豊富で、上級者を唸らせる急斜面から、ファミリーが安心して滑れる広大な緩斜面までバランスよく配置されています。特に山頂直下の「マウンテンコース」は最大斜度30度以上の未圧雪バーンとなっており、降雪後のパウダーランや、春先のコブ斜面攻略に多くのエキスパートが集います。一方で、ベースエリア付近の「ファミリーコース」は平均斜度7度と非常に緩やかで幅も広く、初心者や小さなお子様の練習に最適です。

また、リゾートとしての居住性の高さもポイントです。ゲレンデの目の前には「会津アストリアホテル」などの直営ホテルがあり、スキーイン・スキーアウトが可能。さらに、スキー場の麓には趣の異なる多数のペンションが立ち並ぶ「ペンション村」が広がっており、アットホームな滞在やオーナーこだわりの料理を楽しむことができます。 首都圏からのアクセスは、高速道路のインターチェンジからは距離があるものの、その分、週末でもリフト待ちが比較的少なく、混雑を避けて思う存分滑りたい「滑走重視派」のスキーヤー・スノーボーダーから絶大な支持を得ている穴場的リゾートです。

ゲレンデガイド

単独峰ならではの標高差を生かした、縦に長い全15コース。上部はハードに、下部はワイドでマイルドな構成です。

ゲレンデガイド

  • リフト数: 9基
  • コース数: 15コース
  • 最長滑走距離: 1,760m
  • 最大斜度: 36度
  • 標高差: 707m (トップ 1,650m / ボトム 943m)
  • コースレベル: 初級 30% / 中級 40% / 上級 30%

主なコース紹介

  • マウンテンコース:
    • たかつえの名物。最大斜度32度、コブや深雪が楽しめる未圧雪の難関コースです。
  • ロマンスコース
    • 山頂から尾根沿いを滑る中級コース。眺望が良く、天気が良ければ最高のクルージングが楽しめます。
  • スラロームコース
    • 適度な斜度変化があり、カービングターンを気持ちよく描ける一枚バーン。
  • セントラルコース
    • コース幅が広く、検定や大会などでも使用される整地された美しいバーンです。
  • ファミリーコース
    • 平均斜度7度。見通しが良く、初めてのスキー・スノボでも安心して練習できます。
  • スノーパーク
    • キッカー、ボックス、レールなど、ステップアップできるアイテムが設置されています(設置場所はシーズンにより変動あり)。

アクセス

住所: 福島県南会津郡南会津町高杖原535

(535 Takatsuehara, Minamiaizu-machi, Minamiaizu-gun, Fukushima)

  • 車: 東北自動車道 西那須野塩原ICから約63km(約60分~90分)
  • 電車: 東武鉄道・野岩鉄道「会津高原尾瀬口駅」からタクシーまたはバスで約30分

公式ウェブサイト

  • 会津高原たかつえスキー場
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周辺施設

ゲレンデ直結のホテルや、麓に広がるペンション村、温泉が充実しています。

温泉施設

宿泊施設

  • 会津アストリアホテル
    • ゲレンデ直結のオフィシャルホテル。露天風呂「白樺の湯」があり、日帰り入浴も可能です。

観光地

飲食店

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この記事を書いた人

世界中のスキー場情報を発信しています。
世界中のスキーリゾートを回り、最高の雪質を求めています。
個人的にはウィスラーが大好き!でも、日本の雪も世界に誇れる最高の雪!

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