アンホルツ・バレー (Antholz Valley / Anterselva)

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スキー場の特徴

イタリア北端、オーストリア国境に接する南チロル(Südtirol)地方。その中でも、ユネスコ世界自然遺産ドロミテ山塊の鋭峰に囲まれた「アンホルツ・バレー(アンテルセルヴァ渓谷)」は、他のスキーリゾートとは一線を画す、独特の高貴なオーラを放っています。

この渓谷の最大の特徴は、「ノルディックスキーとバイアスロンの世界的聖地」であることです。毎年バイアスロン・ワールドカップが開催される「ズュートチロル・アリーナ」を有し、世界中のトップアスリートが集います。そのため、谷全体にスポーツマンシップと静寂な集中力が漂い、一般的な観光スキー場のような喧騒とは無縁の、神聖ささえ感じる雰囲気が魅力です。

もちろん、アルペンスキーヤーにとってもここは隠れた楽園です。谷の中には「リーペンリフト(Riepenlift)」と呼ばれるローカルゲレンデがあり、混雑知らずのプライベート感あふれる斜面で、子供連れのファミリーやゆったり滑りたい初心者が安心して楽しめます。雪質は、寒冷な気候と高度な降雪機技術により、常にドライで締まった極上のコンディションが維持されています。

さらに特筆すべきは、車やスキーバスでわずか15分〜20分の距離に、南チロルNo.1の規模を誇る巨大スキーリゾート「クロンプラッツ(Kronplatz / Plan de Corones)」がある点です。アンホルツに滞在することで、昼間はクロンプラッツの120kmに及ぶ広大なコースでアクティブに滑走し、夕方はアンホルツに戻って凍結したアンホルツ湖(Antholzer See)の幻想的な景色と、南チロルの温かいホスピタリティに癒やされるという、贅沢な「いいとこ取り」のステイが可能です。イタリアの陽気さとオーストリアの厳格な品質管理が融合したこの地は、真の雪山愛好家が最後に辿り着く理想郷と言えるでしょう。

ゲレンデガイド

アンホルツ・バレーのスキー体験は、谷内のローカルゲレンデ「リーペンリフト」と、世界的な「クロスカントリーコース」、そして接続する「クロンプラッツ」の3つの要素で構成されています。

リーペンリフト (Riepenlift Antholz) – 谷内のアルペンゲレンデ

ファミリーやビギナー、足慣らしに最適なコンパクトなエリアです。

  • リフト総数: 1基(Tバー/プラッターリフト ※近年、子供向け設備も充実)
  • コース数: 2本
  • コース総延長: 約 1.6km
  • 難易度割合:
    • 初級(青): 50%
    • 中級(赤): 50%
    • 上級(黒): 0%
  • 特徴: 非常に空いており、貸切のような感覚で練習が可能です。ナイタースキーも不定期で開催されます。
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この記事を書いた人

snowmasterのアバター snowmaster スノーサーチ編集長

スキー歴45年、物心ついたころからスキーを始め、基礎スキー・競技スキーなどを経て、日本国内の素晴らしいスキー場をより多くの人たちに楽しんでもらえるように、1999年よりスノーサーチ(SNOWSEARCH)サイトを運営し今に至る。スノーレジャーを楽しみながら、スキー・スノーボードの普及啓蒙活動に力を入れている、スノーサーチの編集長です。

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