スキー場の特徴
「Hakuba47 ウインタースポーツパーク(ハクバフォーティセブン)」は、長野県白馬村に位置し、HAKUBA VALLEYエリアの中でも特にスノーボーダーから絶大な支持を集めるスキー場です。「47(フォーティセブン)」という名前の由来は「4シーズン・7デイズ=一年中楽しめるマウンテンリゾート」というコンセプトから来ています。
最大の特徴は、国内最大級かつ最高クオリティと評されるスノーパーク「47PARKS」の存在です。プロスノーボーダーチームがプロデュースするこのパークは、山頂から麓まで続く「ルート4」コース全体がパークエリアとなっており、巨大なキッカー(ジャンプ台)から、ハーフパイプ、ジブ(レールやボックス)アイテムまで、レベルやスタイルに応じた多種多様なアイテムがラインナップされています。アイテムは常に専門のディガー(整備スタッフ)によってメンテナンスされており、コンディションは抜群。初心者向けのイージーなアイテムからプロが練習する上級者向けアイテムまでが揃い、パークデビューの初心者からスキルを磨きたいエキスパートまで、あらゆるレベルのフリースキーヤー・スノーボーダーを魅了し続けています。
もう一つの大きな魅力は、隣接する「エイブル白馬五竜スキー場」と山頂エリアで連結している点です。リフト券は共通となっており、一度の訪問で「Hakuba47」と「白馬五竜」という個性の異なる2つのビッグゲレンデを自由に滑走できます。Hakuba47側がパークや中・上級者向けの急斜面、テクニカルなコースが多いのに対し、白馬五竜側は広大な緩斜面の「とおみゲレンデ」や、様々なレベルに対応した多彩なコースバリエーションを誇ります。2つのスキー場を合わせると、コース数は24、最長滑走距離は6,400mにも及び、一日では滑り尽くせないほどの広大なエリアが広がります。
ゲレンデトップからは北アルプスの雄大な山々(白馬三山)を望むことができ、その息をのむような絶景は滑走中の大きな楽しみの一つです。また、標高の高さから雪質も良好で、5月のゴールデンウィーク頃まで滑走可能なロングシーズンも魅力です。
さらに、ゲレンデ内のレストラン(ゲレ食)のクオリティが高いことでも知られています。特にベースエリアの「ピザハウス Luis」で提供される、イタリア直輸入の石窯で焼き上げる本格的なピザは、「ゲレ食バトル」で優勝経験もあるほどの人気メニューです。滑りだけでなく、景色、食事、そしてパークと、スノーリゾートの楽しみが凝縮されたスキー場と言えるでしょう。
ゲレンデガイド
Hakuba47は、エイブル白馬五竜と合わせることで、初心者から最上級者まで満足させる圧倒的なスケールを誇ります。
ゲレンデスペック(Hakuba47単体 / 五竜共通)
- リフト数: 5基(ゴンドラ1基含む) / 共通時:14基(ゴンドラ2基含む)
- コース数: 8コース / 共通時:24コース
- 最長滑走距離: 約6,400m(共通時)
- 最大斜度: 32度
- コースレベル比率(47単体): 初級 30% / 中級 40% / 上級 30%
主なコース紹介
- ルート1 (R-1): 山頂からベースエリアまで一気に滑り降りる、全長2,500mを超える中級者向けロングコース。変化に富んだ斜面と絶景が楽しめ、朝一番の圧雪バーンは格別です。
- ルート4 (R-4) “47PARKS”: Hakuba47の代名詞ともいえるスノーパークコース。コース全体にキッカー、ハーフパイプ、レール、ボックスなどがレベル別に配置されています。このコースを流すだけでも楽しめます。
- ルート8 (R-8): ゴンドラ山頂駅付近に広がる初級者コース。標高が高いため雪質が良く、白馬の絶景を眺めながら安心して練習することができます。
- アドベンチャーコース (非圧雪): ルート1の脇にある上級者向け非圧雪コース。降雪後には極上のパウダースノーが楽しめます。
アクセス
住所: 〒399-9211 長野県北安曇郡白馬村神城24196-47
(24196-47 Kamishiro, Hakuba-mura, Kitaazumi-gun, Nagano 399-9211, Japan)
交通手段
- 車:
- 長野自動車道「安曇野IC」から約60分
- 上信越自動車道「長野IC」から約60分
- 電車:
- JR大糸線「白馬駅」下車。無料シャトルバスで約10分。
- (北陸新幹線「長野駅」から特急バスで白馬方面へアクセス可能)
公式ウェブサイト
- Hakuba47 ウインタースポーツパーク

- エイブル白馬五竜 & Hakuba47 共通サイト

周辺施設
スキー場周辺(白馬五竜・白馬村エリア)には、アフタースキーを楽しめる施設が充実しています。
温泉施設
- 白馬姫川温泉 竜神の湯: エイブル白馬五竜のベースセンター「エスカルプラザ」内にあり、滑り終わりに直行できる日帰り温泉。
- 白馬八方温泉: 日本有数の高アルカリ性温泉。「八方の湯」「みみずくの湯」など複数の日帰り入浴施設があります。
- 白馬塩の道温泉 倉下の湯: 湯冷めしにくいと言われる茶褐色の濁り湯が特徴の日帰り温泉。
- 白馬姫川温泉 岩岳の湯: 白馬岩岳スノーフィールドの麓にある日帰り温泉。
宿泊施設(白馬五竜エリア近辺)
観光・アクティビティ(冬季)
- 白馬ライオンアドベンチャー: スノーモービルやスノーラフティングなど、雪上アクティビティが楽しめます。
- HAKUBA MOUNTAIN HARBOR: 白馬岩岳にある絶景テラス。スキーをしなくてもゴンドラでアクセス可能。
- 白馬ジャンプ競技場: 1998年長野オリンピックの舞台。リフトでスタートタワーに登り、選手の視点を体験できます。
- 大出公園: 白馬三山と雪景色を一望できるフォトスポット。

