スキー場の特徴
ホワイトバレースキー場は、日本百名山の一つである谷川岳の麓、群馬県みなかみ町に位置するスキー場です。最大の魅力は、首都圏からの圧倒的なアクセスの良さにあります。関越自動車道・水上インターチェンジからわずか5km、約7分でゲレンデに到着できるため、日帰りでのスキー・スノーボードに最適です。雪道運転の距離が短いのも、運転に不慣れな方にとっては非常に嬉しいポイントです。
ゲレンデは、谷川岳の険しい地形をそのまま活かした、非常にチャレンジングなコースレイアウトが特徴です。リフト2本のみとコンパクトながら、そのコースのほとんどが中・上級者向け。特に「ホワイトヘブンコース」は最大斜度37度を誇り、降雪後には極上のディープパウダーと手強いコブ斜面が待ち受ける、スキー場を代表する名物コースです。
谷川岳エリアは日本有数の豪雪地帯であり、標高はそれほど高くないものの、豊富な天然雪に恵まれます。雪質も良好で、ドライなパウダースノーが楽しめると評判です。ゲレンデ全体がすり鉢状になっているため、どのコースを滑ってもベースエリアに戻ってくる分かりやすい構造になっています。
規模は小さいながらも、その急峻な斜面と雪質の良さから、自分の滑りをとことん追求したいエキスパートスキーヤーやボーダーから「道場」として愛されています。一般的なスキー場では物足りなさを感じる上級者にとって、最高の挑戦の場となるでしょう。「近くて、手強くて、雪が良い」という三拍子が揃った、首都圏から最も近い本格派ゲレンデです。
ゲレンデガイド
リフト2本と非常にコンパクトながら、そのコース内容は上級者も満足させる手強い斜面で構成されています。
- リフト数: 2基 (第1ペアリフト、第2クワッドリフト)
- コース数: 全5コース
- コースレベル:
- 初級: 20%
- 中級: 40%
- 上級: 40%
主なコース紹介
- ホワイトヘブンコース(上級): 最大斜度37度、平均でも28度を誇る、ホワイトバレーの看板コース。全面非圧雪で、降雪時には腰までのパウダーが楽しめることも。コブも深くなりやすく、エキスパートの挑戦意欲を掻き立てます。
- ジャクソンホールコース(上級): 第2クワッドリフトの右側に広がる非圧雪コース。こちらも最大35度の急斜面で、パウダーランに最適です。
- チャンピオンコース(中級): 綺麗に圧雪された、幅の広い一枚バーン。中〜高速のカービングターンに最適な、ゲレンデのメインコースです。
- フォレストコース(中級): 林間を抜ける迂回コース。比較的斜度は緩やかですが、コース幅が狭い箇所もあるため中級者向けとされています。
- ファミリーコース(初級): ベースエリアにある唯一の初級者向けコース。練習や足慣らしに利用できます。
アクセス
住所: 〒379-1619 群馬県利根郡みなかみ町谷川
(Tanigawa, Minakami-machi, Tone-gun, Gunma 379-1619, Japan)
- 車でのアクセス: 関越自動車道 水上ICから国道291号を経由して約5km(約7分)。
- 公共交通機関でのアクセス:
- JR上越新幹線「上毛高原駅」またはJR上越線「水上駅」から関越交通バス(谷川岳ロープウェイ行き)に乗車し、「ホワイトバレー」バス停下車すぐ。
公式ウェブサイト
- ホワイトバレースキー場

周辺施設
- 温泉施設
- 湯テルメ・谷川: スキー場から車ですぐの日帰り温泉施設。多彩な浴槽が楽しめます。
- 宿泊施設
- 観光地
- 谷川岳ロープウェイ: 日本百名山の一つ、谷川岳の絶景を手軽に楽しめる。冬は天神平スキー場として営業。
- 道の駅 みなかみ水紀行館: 地元の特産品やお土産が揃うほか、淡水魚を展示する水族館も併設。
- 飲食店
- 育風堂精肉店: 自家製ハム・ソーセージが名物。店内で食事も可能。
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