スキー場の特徴
金沢市営医王山スキー場は、石川県金沢市の市街地から車で約30分という好立地にありながら、本格的なスキー・スノーボードを楽しめる公営スキー場です。金沢市の郊外、医王山の麓、キゴ山山頂付近に位置し、利便性と自然の雪を両立させています。
このスキー場の一番の特徴は、格安のリフト料金にあります。1日券が1,570円、半日券が830円(大人料金の一例)と非常にリーズナブルな価格設定で、初心者や学生、家族連れが気軽に雪に親しむことができる環境を提供しています。
ゲレンデは、公営ながらもバラエティに富んでおり、最大斜度37度を誇る上級者向けの「チャレンジコース」がある一方で、平均斜度10度の緩やかな「ファミリーゲレンデ」や、約2kmの滑りやすい「林道コース」も整備されています。初心者練習ゾーンや、ソリ専用ゲレンデも設けられており、小さな子供も安心して雪遊びができます。
施設面では、ロッジ内に休憩や飲食に利用できるキゴ山ビジターハウスがあり、軽食を提供しています。ただし、人工降雪機は使用せず自然の積雪のみで営業するため、積雪状況によって営業期間が左右されることがあります。金沢市街地から近く、手頃な料金で一日中楽しめる、地域に根差したスキー場です。
ゲレンデガイド
金沢市営医王山スキー場は、2本のリフトと4本のコースで構成されており、コンパクトながらも標高差150mを活かした多彩な滑走が可能です。
| コース難易度比率 | 割合 | 
| 初級者向け | 40% | 
| 中級者向け | 30% | 
| 上級者向け | 30% | 
【リフト・コース概要】
| 種類 | 数量 | 備考 | 
| リフト数 | 2基 | ペアリフト(中・上級者向け、延長420m)など | 
| コース総数 | 4本 | – | 
| 最長滑走距離 | 2,000m | 林道コース | 
| 標高差 | 150m (540m〜390m) | – | 
| ボード滑走 | 全面可 | – | 
【主なコースと難易度】
- チャレンジコース(上級者)
- 特徴: 最大斜度37度、平均斜度約21度の急斜面。無圧雪で、上級者向けの腕試しに最適なコースです。延長500m。
 
- ダイナミックコース(中級者)
- 特徴: 中・上級者向き。最大斜度32度、平均斜度17度と滑り応えがあります。延長520m。
 
- ファミリーゲレンデ(初級者)
- 特徴: 初心者向きの緩やかな斜面。平均斜度約10度で、スノーボードも可能です。
 
- 林道コース(初級者)
- 特徴: 緩やかな斜面が続き、全長約2,000mと最長滑走距離を誇ります。景色を楽しみながらのロングクルージングが可能です。
 
その他、緩い傾斜の斜面に初心者練習ゾーン(土、日、祝日設置)や、子どもが気軽に遊べるソリ専用ゲレンデも整備されています。
3,アクセス
| 項目 | 詳細 | 
| 住所 | 〒920−1108 石川県金沢市俵町テ甲21 (Te-kou 21, Tawaramachi, Kanazawa-shi, Ishikawa) | 
| 車でのアクセス | 金沢市中心部から車で約30分。 | 
| 公共交通機関でのアクセス | JR「金沢駅」下車後、医王山スポーツセンター行きバス乗車、「医王山スキー場前」下車(約50分)。 | 
| 駐車場 | 500台(平日・休日ともに無料) | 
公式ウェブサイト
金沢市営医王山スキー場の情報を提供する、金沢市スポーツねっとのウェブサイトです。
公式ウェブサイトURL:

周辺施設
金沢市営医王山スキー場は、金沢の「奥座敷」と呼ばれる温泉地や市内の観光地、宿泊施設へのアクセスが良いのが特徴です。
| 施設種別 | 施設名 | 備考 | 
| 温泉施設(近郊) | 七曲温泉 Onsen&Garden 七菜 | 自然湧出の温泉。日帰り温泉利用可能で、ジビエランチも提供。 | 
| 温泉地 | 湯涌温泉 | 金沢の奥座敷と呼ばれる温泉地。 | 
| 宿泊施設(湯涌温泉) | 日本料理 さかえや | 湯涌温泉に佇む温泉宿。全7室。 | 
| 宿泊施設(金沢市内) | 天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢 | 金沢市内のホテル。ドーミーインチェーン。 | 
| 宿泊施設(金沢市内) | THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA | 金沢市内の高級ホテル。 | 
| 観光地 | 兼六園、金沢21世紀美術館 | 金沢市内の主要観光地へ車でアクセス可能。 | 

