スキー場の特徴
「妙高 杉ノ原スキー場」は、新潟県妙高市、日本有数の豪雪地帯として知られる妙高山の裾野に広がる、圧倒的なスケールを誇るスノーリゾートです。プリンスホテルグループが運営するこのスキー場は、その「長さ」と「懐の深さ」で、あらゆるレベルのスキーヤー・スノーボーダーを魅了し続けています。
このスキー場の最大の魅力は、なんといっても日本屈指の最長滑走距離8.5kmにあります。ゲレンデトップ(三田原ゾーン)の標高1,855mから、ベースエリアの標高731mまで、実に標高差1,124mを一気に滑り降りるロングクルージングは、まさに至福の一言。滑走時間の長さと、滑りながら移り変わる景色は、他のスキー場ではなかなか味わえない、妙高杉ノ原ならではの醍醐味です。
そして、その広大なゲレンデは、初級・中級者向けのコースが全体の80%を占める、非常に滑りやすく快適なレイアウトとなっています。ゲレンデは「杉ノ原ゾーン」と「三田原ゾーン」の2つに分かれていますが、どちらのエリアも幅が広く、圧雪(グルーミング)が完璧に施された中斜面が主体。カービングターンを練習したい中級者や、ロングランに挑戦したい初心者にとって、まさに「天国」のような環境が整っています。
もちろん、上級者を満足させるコースも完備。「スーパージャイアントコース」は最大斜度38度を誇る非圧雪バーンで、降雪後には極上のパウダーランが楽しめます。また、全長約900mにも及ぶスノーパーク「Sugi Park」も設置されており、フリースタイラーのニーズにも応えています。
ロケーションも抜群で、上信越自動車道「妙高高原IC」からわずか5km(約10分)というアクセスの良さを誇ります。晴れた日には、ゲレンデトップから遠く富士山や、野尻湖を望むことができる絶景も魅力の一つ。さらに、小学生以下のお子様はリフト券が全日無料という、ファミリーにとって非常に嬉しいサービスも実施されています。
ゲレンデガイド
標高差1,124m、最長8.5kmのロングランが魅力。2つのゾーンに、初心者から上級者まで満足できる16コースがバランス良く配置されています。
- リフト数: 5基(ゴンドラ 1基 / 高速リフト(クワッド) 2基 / ペアリフト 2基)
- コース数: 16コース
- 最長滑走距離: 8,500m
- 最大斜度: 38度(スーパージャイアントコース)
- 標高差: 1,124m (トップ 1,855m / ボトム 731m)
- コースレベル: 初級 40% / 中級 40% / 上級 20%
主なコース紹介
- パノラマゲレンデ(初級)
- 杉ノ原ゴンドラ山頂駅から始まる、広々とした緩斜面。ここから最長8.5kmのロングランがスタートします。初心者でも山頂からの絶景を楽しめます。
- しゃくなげコース(中級)
- 三田原ゾーンのメインバーン。自然の地形を活かした適度な中斜面で、カービングターンに最適。晴れた日には富士山も望めます。
- しなの木コース(中級)
- 杉ノ原ゾーンのベースエリアに続く、幅広の中斜面。
- スーパージャイアントコース(上級)
- 最大斜度38度を誇る、スキー場最難関の非圧雪コース。降雪があった朝には、パウダーフリークが集まります。
- スーパーモーグルコース(上級)
- 最大斜度32度のコブ斜面。エキスパートの挑戦を待つ、テクニカルなバーンです。
アクセス
〒949-2113 新潟県妙高市杉野沢
(Suginosawa, Myoko-shi, Niigata 949-2113, Japan)
公式ウェブサイト
- 妙高 杉ノ原スキー場(プリンススノーリゾート)
周辺施設
スキー場周辺は、日本有数の温泉地「妙高高原温泉郷」です。
温泉施設
- 赤倉温泉
- スキー場から車で約15分。妙高高原を代表する、開湯200年以上の歴史を持つ温泉街。「赤倉温泉野天風呂 滝の湯」など。
- 池の平温泉
- スキー場から車で約10分。「いもり池」の周辺に広がる温泉地。
- 杉野沢温泉
- スキー場のベースエリアに最も近い温泉。「杉野沢温泉 苗名の湯」など。
宿泊施設
- 赤倉観光ホテル
- 妙高高原のランドマーク的存在のクラシックホテル。
- LIME RESORT MYOKO(ライムリゾート妙高)
- 温泉やライブラリーバーなどを備えた、お洒落なリゾートホテル。
- 高原ホテル対山(杉野沢温泉)
- スキー場へのアクセスが良好なアットホームなホテル。
- ロッヂトロンコ(杉野沢温泉)
- スキー場近くのペンション。
観光地
- 苗名滝(なえなたき)
- 「日本の滝百選」にも選ばれた、落差55mの迫力ある滝。冬は雪に覆われますが、遊歩道が整備されています(冬季要確認)。
- いもり池
- 妙高山を水面に映す美しい池。池の平温泉エリアにあります。(冬季は雪景色となります)


