日本のスキー場で現金は必要?キャッシュレス決済対応状況まとめ

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「財布を持ち歩きたくない」「グローブを外して小銭を探すのが面倒くさい」スキー・スノーボード中、誰しも一度はそう思ったことがあるはずです。 街中ではスマホ一つで生活できるようになった2025年。果たして、雪山(スキー場)でも「完全キャッシュレス」は可能なのでしょうか?

結論から言うと、「9割は可能だが、残り1割の『現金トラップ』に加え、物価高への備えが必要」というのが最新の現状です。 この記事では、最新のキャッシュレス事情に加え、「進化したロッカー」「意外な落とし穴」、そして「インフレ時代の現金の持ち歩き方」を徹底解説します。


目次

2025年の常識:リフト券とメインエリアは「ほぼOK」

まず安心してください。主要なスキー場であれば、以下の場所ではほぼ間違いなくキャッシュレス(クレジットカード、電子マネー、QR決済)が使えます。特に大手プリンス系や東急リゾート系、星野リゾート系などは、むしろ「キャッシュレス推奨」を掲げています。

  • リフト券売り場: クレジットカードは必須。自動発券機でのQR決済も普及。
  • レンタルショップ: 高額になるためカード対応は基本。
  • センターハウスの大型レストラン: 食券機もSuicaなどの交通系ICやPayPayに対応していることがほとんど。
  • 売店(お土産): コンビニ感覚で決済可能です。

要注意!ここが最新の「現金トラップ」だ

油断して財布を車やロッカーに置いていくと、以下の場面で途方に暮れることになります。特に「駐車場」は要注意です。

① 駐車場の罠(意外な盲点)

ここは以前から「現金のみ」が多い場所でしたが、注意すべきは「キャッシュレス推進」を掲げているリゾートでも、駐車場だけは現金が必要なケースがある点です。 例えば、DX化が進む「星野リゾート ネコマ マウンテン」などの先進的なスキー場であっても、ゲート設備投資の遅れやオペレーションの都合上、駐車場料金だけは「現金(千円札)」を要求されることがあります。 「リゾート全体がキャッシュレスだから大丈夫」と思い込んでいると、入り口のゲートで立ち往生することになります。

② コインロッカー(最大の敵だが変化も?)

多くのスキー場では、依然として「100円玉を入れる鍵式」が現役です。最新のスマホ解錠式も増えてはいますが、着替えや荷物の出し入れが必要な場面で、小銭がないと何もできないリスクは依然として高いです。

③ コース途中の自動販売機

センターハウス外、山の中腹やリフト乗り場にある自販機は、通信環境や電源の問題で**「現金専用」**のまま放置されていることが多いです。

④ 個人経営の「ゲレ食」

コース脇にある個人経営の食堂(ロッジやお汁粉屋など)は、「うちは現金だけ」と言われる確率が50%以上あります。


「ほぼ完全キャッシュレス」でいけるスキー場例

先進的にDXを進めているスキー場なら、スマホ一台で快適に過ごせます。 特にGALA湯沢の進化は目覚ましいものがあります。

GALA湯沢スキー場(新潟):ロッカーも完全キャッシュレスへ

JR東日本グループ運営のため「Suica」があれば最強でしたが、2024年12月に導入された「マルチエキューブ」により、ついにロッカーの完全キャッシュレス化が達成されました。 これにより、リフト・食事・買い物に加え、最大の懸念点だったロッカー問題も解決し、稀有な「真の完全キャッシュレス・スキー場」へと進化しています。

星野リゾート ネコマ マウンテン(福島) / トマム(北海道)

「キャッシュレス推奨」を明確に打ち出し、レストランやショップ、オートゲートシステムなどが整備されています。 ※ただし、前述の通り「駐車場」のみ現金の可能性があるため、入場時は千円札の準備を強く推奨します。

■ 白馬八方尾根・白馬五竜(長野) / ニセコユナイテッド(北海道)

国際リゾート化が進み、クレジットカードやタッチ決済環境が非常に整っています。ニセコに至ってはキッチンカーですらカード対応しており、現金を使う場面を探す方が難しいレベルです。


結論:スキー場に持っていくべき「最強の布陣」

完全手ぶらはまだリスクがあります。さらに、昨今の物価上昇(リフト券やゲレ食の高騰)を加味すると、予備現金は多めに持つ必要があります。 以下の装備で挑むのが、2025-26年の最適解です。

スマートフォン(Apple Pay / Google Pay)

Suica/PASMO(交通系)とPayPay(QR)の両方を入れておく。これで9割カバーできます。

クレジットカード 1枚

スマホの充電切れや通信障害時のバックアップとして。

【重要】現金 5,000円分(増額推奨)

以前は2,000円あれば十分と言われていましたが、現在は食事代の値上がりなどで心許なくなっています。

  • 千円札 × 4枚(駐車場、予期せぬ食事代用)
  • 100円玉 × 10枚(従来のコインロッカー、自販機用) 合計5,000円をジップロックやパスケースに入れておきましょう。 これが、駐車場、ロッカー、自販機、そしてインフレ下のゲレ食で詰まないための命綱です。

5. まとめ

日本のスキー場は急速にキャッシュレス化しており、GALA湯沢のようにロッカーまで電子化された例も出てきました。 しかし、「駐車場」や「山の中腹」など、アナログな部分もまだしぶとく残っています。

「基本はスマホ、お守りに5,000円」

このスタイルが、あなたの快適なスキーライフを救うことになるでしょう。

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この記事を書いた人

世界中のスキー場情報を発信しています。
世界中のスキーリゾートを回り、最高の雪質を求めています。
個人的にはウィスラーが大好き!でも、日本の雪も世界に誇れる最高の雪!

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