暖冬の影響でオープン延期が続いていた各地のスキー場ですが、今週末(12月20日・21日)はいよいよ「真のシーズンイン」と言える、全国規模のオープンラッシュがやってきます!
これまで沈黙を守っていたビッグゲレンデや、街から近い人気スポット、そして数年ぶりの復活を遂げる南国のスキー場まで。 「12月20日から滑れるようになる」注目のスキー場を、エリアごとの空模様と合わせて速報でお伝えします。
全国エリア別オープン情報
北海道・東北エリア:札幌で「スノボ解禁」!蔵王・安比も本気モードへ
北の大地からは、札幌市民にとって衝撃のニュースが届いています。 札幌市内からわずか20分、夜景の美しい急斜面として知られる「札幌藻岩山スキー場」が12月20日にオープンします。今年最大のトピックは、長年スキー専用だったこの場所がついに「スノーボード全面解禁」となること(※情報に基づく)。札幌のボーダーにとって、歴史的な週末となりそうです。
東北エリアでは、山形県南部の主要ゲレンデ「米沢スキー場」が12月20日より本格稼働を開始。東北のパウダーシーズンが、ここから一気に加速します。
信越エリア:GALA・舞子…主役たちが一斉に始動!
本州のスキーシーンも、この週末からギアがトップに入ります。
新潟県では、新幹線駅直結という最強のアクセスを誇る「GALA湯沢スキー場」が、12月20日よりいよいよ滑走を開始します。3山連絡バスの運行も始まり、湯沢エリア全体の回遊性が高まります。また、隣接する「舞子スノーリゾート」も同日に奥添地エリアを開放。CAT(雪上車)ツアーも導入され、深雪を楽しむ準備が整いました。
晴天率が高く首都圏からのアクセスも抜群な「富士見パノラマリゾート」もオープン。3kmのロングコースがいきなり楽しめるのは大きな魅力です。
西日本エリア:西の横綱
西日本にお住まいの方、お待たせしました。 福井県にある西日本最大級のメガゲレンデ「スキージャム勝山」が、12月20日にオープン予定です。最長5,800mのロングクルージングがついに解禁されます。兵庫県では関西エリアのメジャーゲレンデ「ハチ・ハチ北高原」が一斉オープン。京阪神からのアクセスが良い人気スポットだけに、この週末から一気に賑わいを見せるでしょう。
週末の天気と注意点:寒波到来!アクセスは「完全冬装備」で
気象庁の予報によると、今週末にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となり、特に日本海側を中心にまとまった雪が降る見込みです。
オープンの喜びも束の間、ゲレンデへ向かう道は「完全な冬道」になります。スタッドレスタイヤ、チェーン携行なしでのアクセスは非常に危険です。 しっかりと準備を整え、安全運転で、待ちに待ったシーズンスタートを楽しみましょう!

