スキー場の特徴
「White Resort 白馬さのさか(ホワイトリゾート ハクバサノサカ)」は、HAKUBA VALLEYのスキー場群の最南端、まさに「南玄関口」に位置するスキー場です。長野自動車道「安曇野IC」から白馬エリアのスキー場の中で最も近く、国道148号線沿いに駐車場があるため、雪道の運転に不安があるドライバーや首都圏からの日帰り客にも非常にアクセスしやすいのが大きな強みです。
このスキー場の最大の特徴は、何と言ってもゲレンデから一望できる「青木湖の絶景」です。特に「レイクダウンコース」は、眼下に広がる深く静かな青木湖に向かって滑り込んでいくような、他では味わえない格別なロケーションを誇ります。晴れた日の午前中に見られる、雪の白と湖の青のコントラストは息をのむ美しさで、この景色を見るためだけに訪れるファンも多いほどです。
かつて「モーグルの聖地」と呼ばれた歴史を持つさのさかは、フリースタイルスキーヤーや上級者にも根強い人気があります。ゲレンデ中央の「カービングゲレンデ」には、初心者向けから上級者向けまでレベル別に整備された人工モーグルコースが設置されており、コブの練習に打ち込みたいスキーヤーにとって最高の環境が整っています。
一方で、スキー場全体としてはゲレンデの約80%が初級・中級者向けコースで構成されており、ファミリー層やゲレンデデビューの初心者にも非常に優しいレイアウトとなっています。ベースエリアにはワイドな緩斜面が広がり、子供連れでも安心して滑走を楽しむことができます。
また、ゲレンデが山に囲まれた地形にあるため、HAKUBA VALLEYの他のスキー場が強風でリフト運行を見合わせるような日でも、さのさかは影響を受けにくく「風に強い」という隠れたメリットも持っています。
さらに特筆すべきは、JR大糸線「南神城駅」から徒歩約15分という、電車でのアクセスの良さです。車がなくても訪れやすい、公共交通機関派のスキーヤー・スノーボーダーにとっても貴重な存在と言えるでしょう。
ゲレンデガイド
絶景のクルージングコースから本格的なモーグルバーンまで、コンパクトながら多彩な楽しみ方が可能です。
ゲレンデスペック
- リフト数: 4基
- コース数: 10コース
- 最長滑走距離: 約2,100m
- 最大斜度: 32度(カービングゲレンデ)
- コースレベル比率: 初級 40% / 中級 40% / 上級 20%
主なコース紹介
- レイクダウンコース (初級・中級): さのさかの象徴的なコース。青木湖の絶景を眺めながらゆったりとクルージングが楽しめます。コース幅も広く、初心者でも安心して滑走できます。
- カービングゲレンデ (中級・上級): ゲレンデの中央に位置する急斜面。圧雪されたバーンでのカービングターンに最適です。コース脇にはレベル別のモーグルコースが常設されています。
- ファミリーゲレンデ (初級): ベースエリアに広がる最も緩やかな斜面。スキー・スノーボードの練習や、お子様のゲレンデデビューに最適です。
- パラダイスゲレンデ (中級): リフト沿いを滑り降りる中斜面。適度な斜度があり、中級者のステップアップにも適しています。
アクセス
住所: 〒399-9211 長野県北安曇郡白馬村神城458
(458 Kamishiro, Hakuba-mura, Kitaazumi-gun, Nagano 399-9211, Japan)
交通手段
- 車:
- 長野自動車道「安曇野IC」から約60分
- 上信越自動車道「長野IC」から約60分
- (国道148号線沿いで駐車場へのアクセスが容易)
- 電車:
- JR大糸線「南神城駅」下車、徒歩約15分。
公式ウェブサイト
- White Resort 白馬さのさか
周辺施設
スキー場周辺、または白馬村内には多くのアフタースキー施設があります。
温泉施設
- 白馬八方温泉(八方の湯、みみずくの湯など): 車で約15〜20分。日本有数の高アルカリ性温泉で、滑走後の疲労回復に最適です。
- 白馬塩の道温泉 倉下の湯: 車で約20分。茶褐色の源泉かけ流しが特徴の日帰り温泉。
- 白馬龍神温泉: 車で約10分(白馬五竜エリア)。日帰り入浴も可能な温泉施設です。
宿泊施設
- WHITE HOTEL GRAND HAKUBA: スキー場直結のホテル。利便性は抜群です。
- 白馬 ホテル オークフォレスト: 車で約10分圏内。みそら野エリアにあるホテル。

