スキー場の特徴
山形県米沢市に位置する米沢スキー場は、奥羽山脈の西吾妻連峰のふもと、天元台高原へと連なる標高約900mの斜面に広がる老舗のスキー場です。積雪量が豊富で雪質が良いことで知られており、「極上のパウダースノー」を求めて多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れます。特に、米沢盆地から昇る朝日がゲレンデを照らす「サンライズクルージング」は、ここでしか味わえない絶景として人気を集めています。
ゲレンデは全体的に広大で、初心者から上級者までが楽しめるバリエーション豊かなコースレイアウトが魅力です。特に、山頂から一気に滑り降りるロングクルージングは爽快感抜群で、中・上級者にはたまらない魅力となっています。また、スキーやスノーボードだけでなく、ソリ遊びなどが楽しめるキッズランドも充実しており、小さなお子様連れのファミリー層にも安心して楽しんでいただけます。
米沢市内からのアクセスが比較的良く、日帰りでも十分に楽しめる手軽さも人気の理由の一つです。ゲレンデからは米沢市街を一望でき、夜にはロマンチックな夜景を眺めながら滑走できるナイター営業も実施されています。伝統あるスキー場でありながら、新しい試みも積極的に取り入れ、常に進化し続けているのが米沢スキー場の大きな特徴です。地元の温かいおもてなしも感じられる、アットホームな雰囲気もこのスキー場の魅力の一つと言えるでしょう。
ゲレンデガイド
- リフトの数: 5基(ペアリフト3基、シングルリフト2基)
- 注: シーズンや状況により変動する場合があります。
- コース総数: 11コース
- 最長滑走距離: 約3,000m(連絡コース含む)
- 最大斜度: 30度
- コース別構成比(概算):
- 初心者向け: 40%(例:ファミリーコース、初級コース)
- 中級者向け: 40%(例:林間コース、中級コース)
- 上級者向け: 20%(例:エキスパートコース、最大斜度30度の急斜面コース)
- コースの特徴:
- 初心者・ファミリー: 緩やかな傾斜で幅の広いコースが多く、安心して練習できます。動く歩道のあるキッズランドも人気です。
- 中級者: 快適な中斜面や変化に富んだ林間コースなどがあり、カービングターンやフリーライディングを楽しめます。
- 上級者: 整備された急斜面や、良質な雪が楽しめる非圧雪エリアなど、チャレンジングなコースが用意されています。
- その他施設:
- スノーパーク/雪遊び場: キッズランド(ソリ、雪遊びなど)
アクセス
住所: 山形県米沢市万世町24266-1
(24266-1, Banseimachi, Yonezawa-shi, Yamagata, Japan)
■ お車での行き方 東北中央自動車道の開通により、福島市方面からも山形市方面からもアクセスが非常に便利になりました。
- 福島方面・東京方面より:
- 最寄りIC: 東北中央自動車道 米沢八幡原(よねざわはちまんばら)IC から約5分
- ルート:
- 東北自動車道「福島JCT」から東北中央道へ入り、栗子トンネル(無料区間)を抜けて山形県側へ。
- 米沢八幡原ICで下車し、国道13号を「福島・栗子」方面(来た道を戻る方向)へ少し進みます。
- 数分走ると左手にスキー場の看板が見えますので、左折して坂を登ってください。
- 山形市・仙台方面より:
- 最寄りIC: 東北中央自動車道 米沢八幡原IC から約5分
- ルート: 米沢八幡原IC下車後、同様に国道13号を福島方面へ進みます。
- 駐車場: 全日無料(約1,500台)
- ※ゲレンデのすぐ近く(ペンション村周辺)に駐車可能です。
■ 電車・バスでの行き方 新幹線駅からバスまたはタクシーを利用します。
- 最寄り駅: 山形新幹線・JR奥羽本線 米沢(よねざわ)駅
- 駅からのアクセス:
- タクシー: 米沢駅より約20分(約4,000円程度)。
- 路線バス(市民バス):
- 米沢駅前から「万世(ばんせい)線(スキー場行き)」に乗車。
- 終点「米沢スキー場」下車すぐ。所要約30分。
- ※バスの本数は限られているため(1日数本程度)、事前に時刻表の確認が必須です。
■ 冬季の注意
- タイヤ: 米沢市は日本有数の豪雪地帯です。主要国道(R13)沿いで除雪は完璧ですが、降雪量が多いためスタッドレスタイヤの装着が必須です。
- 最後の坂道: 国道13号からスキー場駐車場へ入る最後の短い坂道は、ロードヒーティングが無い箇所もあり、凍結時にスリップしやすいためご注意ください。
公式ウェブサイト
周辺施設
温泉施設
宿泊施設
- ホテルモントビュー米沢
- 米沢市内各旅館・ホテル(小野川温泉、白布温泉、天元台高原など)

