関越道で行く!家族で泊まって楽しいスキー場はここだ!

冬の家族旅行の定番といえば、スキー・スノーボード。中でも、首都圏からアクセス抜群の「関越自動車道」沿いには、魅力的なスキー場がひしめき合っています。

特に子供連れの「お泊まりスキー」は、荷物が着替え、そり、おもちゃ…と膨大になりがち。そんな時、荷物の量を気にせず、自分たちのペースで移動できる「車(関越道)」でのアクセスは、家族にとって最強の選択肢と言えるでしょう。

しかし、いざ関越道沿いで探そうと思っても、 「スキー場が多すぎて、どこが子供に優しいの?」 「雪道の運転が不安…ICから近い場所がいい」 「泊まるなら、ゲレンデの目の前にあるホテルがいい!」 と、悩みは尽きません。

この記事では、そんなパパ・ママのために、関越道沿いスキー場の中でも特に「家族で泊まって楽しい」ことにフォーカスしたスキー場を厳選してご紹介します!

目次

まずはじめに。家族の「泊まりスキー」で失敗しない選び方

ただ滑れるだけでは、家族旅行は成功しません。特に「泊まり」となると、以下の5つのポイントが非常に重要になります。

① ICからのアクセスの良さ(雪道が短い)

関越道は除雪がしっかりしていますが、ICを降りてからスキー場までの一般道が問題。運転に自信がなくても安心な、「ICから10分以内」や「トンネルを抜けたらすぐ」といったスキー場が家族には最適です。

② 宿泊施設がゲレンデ直結(ゲレンデIN/OUT)

最大のポイントはこれです。ホテルや宿がゲレンデの目の前にあると、

  • 子供が疲れたら、すぐに部屋に戻って休憩できる。
  • 忘れ物をしても、すぐに取りに戻れる。
  • 朝一番のキレイなバーンに、誰よりも早く出られる。

この「楽さ」は、一度体験するとやめられません。

③ キッズパーク&室内施設の充実

スキーやスノーボードをしない小さな子供でも楽しめる場所は必須。「そり専用ゲレンデ」や安全な「キッズパーク」はもちろん、吹雪いた時に避難できる「無料のキッズルーム」や「託児所」があると、親も安心して自分の時間を楽しめます。

④ 子供向けスクールの質

「子供にスキーを習わせたい」のも親心。子供を楽しませるプロがいる、評判の良い「キッズ専門スクール」があるスキー場を選びましょう。

⑤ スキーヤー専用かどうか

これは意外な盲点です。小さな子供がゲレンデで遊ぶ際、スノーボーダーとの接触を心配する親御さんも多いです。「スキーヤー専用スキー場」なら、比較的スピードが緩やかで、安心して子供をゲレンデデビューさせることができます。

関越道で行く!家族で泊まって楽しいスキー場【厳選3選】

上記のポイントをすべて満たす、首都圏のパパ・ママに本気でおすすめしたい「泊まって楽しい」スキー場を3つご紹介します。

1. NASPAスキーガーデン(新潟県・湯沢町)

【スキーヤー専用!ホテル直結で究極の快適ファミリーリゾート】

関越道を代表するファミリーリゾートと言えば、まず「NASPA(ナスパ)」が挙がります。ここはスノーボード滑走禁止の「スキーヤー専用スキー場」。ゲレンデで遊ぶ子供の周りをスノーボーダーが猛スピードで通過する…といったヒヤヒヤがありません。

  • アクセス: 関越道 湯沢ICから約5分。トンネルを抜けてすぐの立地で、雪道運転のストレスはほぼゼロ。
  • なぜ家族の「泊まり」におすすめ?
    • 「NASPAニューオータニ」ホテルがゲレンデ直結: ゲレンデは文字通り「ホテルの庭」。客室からスキーウェアのままゲレンデに出られます。ホテルのクオリティは言わずもがな。温泉、プール(屋内)、豊富なレストランを備えた大型リゾートホテルです。
    • 充実のキッズ施設: そり専用の「キッズガーデン」はもちろん、ホテルのPコーナー1階には広々とした無料の「キッズルーム」や「託児所(有料)」も完備。
    • 子供向けスクール: 日本初のフランススキー(ESF)と提携したスクールがあり、3歳から入校可能。遊びながら上達できると評判です。

2. 苗場スキー場(新潟県・湯沢町)

【リゾートの王様!雪遊びもイベントもすべてが揃うオールインワン】

言わずと知れた「ユーミン」の聖地であり、日本最大級のスノーリゾート「苗場(なえば)」。広大なゲレンデだけでなく、家族全員が満足できるエンターテイメント性が魅力です。

  • アクセス: 関越道 月夜野ICから約50分、または 湯沢ICから約35分。ICからは少し距離がありますが、三国峠の道は比較的除雪がしっかりしています。
  • なぜ家族の「泊まり」におすすめ?
    • 「苗場プリンスホテル」の圧倒的な利便性: 横に長〜い苗場プリンスホテルがゲレンデに直結。ホテル内にレストラン、コンビニ、ショップ、温泉、何でも揃っています。
    • 多彩すぎる雪遊びエリア: 無料の「わくわくファミリースノーランド(そり遊び)」から、有料の「パンダルマンひろば(スノーエスカレーター完備)」、さらには「スノーモービル」や「スノーラフティング」まで、子供が飽きる暇がありません。
    • 夜まで続く楽しさ: ナイターはもちろん、冬の花火が上がる日も多く、滞在中ずっと「お祭り」のようなワクワク感が続きます。

スキー場の雪質についてはこちらの記事でお読みいただけます。

3. 水上高原ホテル200(群馬県・みなかみ町)

【ICから近め!雪遊びアクティビティの宝庫】

群馬県側で「泊まって楽しい」を追求するなら、ここ。スキー場名ではなくホテル名が先に来ることからも分かる通り、ホテル一体型の「スノーリゾート」です。

  • アクセス: 関越道 水上ICから約30分。湯沢エリアの手前にあるため、首都圏からの総移動時間が短いのが魅力です。
  • なぜ家族の「泊まり」におすすめ?
    • 「水上高原ホテル200」がゲレンデ直結: こちらもホテルがゲレンデの目の前。ウェルカムベビー認定の宿でもあり、赤ちゃん連れファミリーへのサポート(備品レンタル、離乳食対応など)が手厚いのが特徴です。
    • スキーだけじゃない!豊富なスノーアクティビティ: ここの魅力は雪遊びの多彩さ。「スノーエスカレーター」完備のキッズパークはもちろん、犬ぞり体験、スノーモービル、スノーラフティング、雪上車ツアーなど、他のスキー場では体験できないアクティビティが満載です。
    • 2つのキッズパーク: そり遊び中心の「ピカチュウ・スノーパーク」と、スキー・スノボ練習用の「きかんしゃトーマス・スノーパーク」に分かれており、目的別に安全に遊べます。

水上高原スキーリゾート 完全ガイドはこちらの記事でお読みいただけます。

よくある質問 (Q&A)

Q. とはいえ、雪道の運転が本当に不安です。
A. まずはスタッドレスタイヤ(4WDなら尚良し)が必須です。その上で、上記で紹介した「NASPAスキーガーデン(湯沢ICから5分)」のように、ICから極端に近い場所を選びましょう。また、関越道は「チェーン規制」が出ることが多いので、念のためタイヤチェーンも車に積んでおくと安心です。

おすすめのタイヤはこちらの記事で紹介しております。
2025-2026シーズンのスタッドレスタイヤ主要メーカーの特徴とトレンド

Q. 子供のスキー用具は、買うべき? レンタルすべき?
A. 小学生低学年くらいまでは「レンタル」で十分です。子供はすぐにサイズアウトしてしまいます。今回紹介したような大型リゾートホテル併設のスキー場は、レンタルの質や在庫も非常に豊富なので、手ぶらで行っても問題ありません。

Q. 泊まりスキー、何を持っていくと便利ですか?
A. ゲレンデ直結ホテルの場合、「部屋履き用のサンダル(クロックスなど)」があると非常に便利です。また、子供は雪遊びで手袋やウェアがすぐに濡れるので、「替えの手袋」や「予備のインナー」は多めに持っていくことをおすすめします。

まとめ

関越道沿いには、家族が快適に過ごせる工夫が詰まった素晴らしいスキーリゾートがたくさんあります。

  • 快適さ重視・スキーデビューなら → NASPAスキーガーデン
  • イベント性・リゾート感を満喫するなら → 苗場スキー場
  • 雪遊びアクティビティを重視するなら → 水上高原ホテル200

「泊まり」のスキー旅行は、ゲレンデに直結した宿を選ぶだけで、疲れ方が半分に、楽しさは2倍になります。 ぜひこの記事を参考に、家族全員にとって最高の思い出に残るスキー旅行を計画してください!

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この記事を書いた人

世界中のスキー場情報を発信しています。
世界中のスキーリゾートを回り、最高の雪質を求めています。
個人的にはウィスラーが大好き!でも、日本の雪も世界に誇れる最高の雪!

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