2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで、ミラノの表玄関となるミラノ市街地に最も近いリナーテ空港。大規模なリニューアルを経て、現在はデジタル技術とイタリアン・デザインが融合した、世界でも有数の「ストレスフリーな空港」となっています。
日本からの直行便が無いため、ミラノ・マルペンサ空港から乗り継いだり、他のヨーロッパの国を経由して入国したりした場合に利用する空港になります。
私は仕事柄、年に数回ミラノを訪れますが、リナーテのコンパクトさと市街地への近さは、他都市の空港とは比較になりません。特に地下鉄M4線の全線開通により、2026年現在は「世界で最も都心に近い空港」の一つと言っても過言ではないでしょう。
ミラノ・リナーテ空港 (LIN) 徹底攻略ガイド
2026年の最優先事項:市内へのアクセスは「地下鉄M4」一択!
かつてはバスやタクシーが主流でしたが、今は地下鉄M4線(ブルーライン)が最も速く、安く、確実です。リナーテ・エアポート駅までは荷物をピックアップしてから歩いて5分程度で到着します。
- 所要時間: サン・バビラ駅(ミラノ中心部)まで約12分。
- 料金: 2.2ユーロ(クレジットカードのタッチ決済がそのまま使えます。Miq-Mi3ゾーン90分間有効)。
- 乗り換え時の注意: San Babila、S. Ambrogio、Sforza-Policlinicoで乗り換える際は、一度改札を出て(タッチアウト)、再度入場(タッチイン)する必要がありますが、同じチケットやカードがそのまま使えます。
- 乗り場: 到着ロビーの案内板に従い、地下へ降りるだけ。
- メリット: 渋滞ゼロ。オリンピック期間中の交通規制の影響を受けません。
リナーテ空港から出るM4 Lineが接続する地下鉄や鉄道ネットワークの図(クリックして拡大)

空港での過ごし方:ミラノ流「アペリティーボ」で景気づけ
イタリアと言えば「アペリティーボ」。これはイタリアの独特な風習で、簡単に言ってしまえば、友人や家族と夕食前の時間にお酒やおつまみを食べながら楽しく会話する時間とでもいいましょうか。いわゆる「お酒」を楽しむ時間と言っても良いかもしれません。
ミラノリナーテの空港には「アペリティーボ」をたのしめるお店が多数存在しています。リニューアルにより、ミラノの高級デパート「リナシェンテ」を彷彿とさせる洗練されたエリアが広がっています。

おすすめのグルメスポット
- Motta(モッタ): ミラノの伝統的なカフェ。出発前に本場のエスプレッソとパネットーネを。

混雑回避のための「FaceBoarding」
オリンピック期間中は、セキュリティーチェックの混雑が予想されます。FaceBoarding(顔認証)の活用: 事前に登録しておけば、パスポートや搭乗券を出さずにゲートを通過できます。現在ITA AirwaysやSAS(スカンジナビア航空)を利用する場合にはこのFaceBoardingシステムを利用できます。

