ゲレンデでもバックカントリーでも「無線の活用」で安全で楽しい一歩進んだスキーライフが!

携帯電話が普及する以前、スキー場での連絡は無線を利用していました。1980年代にスキーブームの立役者ともなった「私をスキーに連れてって」などの映画でもアマチュア無線を使ったシーンが使われているように、当時連絡用に便利な無線は重宝されました。

無線には大きく分けて2種類あり、1つは免許のいらない特定小電力トランシーバーを使うものと、もう1つは国家資格を取得して利用するアマチュア無線です。国家資格というと敷居が高く感じますが合格率も高く、ほぼ誰でも取得可能なものです。違いは、資格を取得したものの方が断然遠くの人と通話ができます。小さいトランシーバーでも別のスキー場や、山を越えた遠くの人ともつながります。

携帯電話が普及しても、今なお、携帯を超える魅力を持つアマチュア無線をご紹介します。

アマチュア無線とは?

総務省の国家資格であるアマチュア無線は、強い電力の電波を出すことができるため手のひらサイズのハンディ機などでも数十キロから数百キロ遠方まで電波を出すことができます。これだけ強い電波を出すわけですから、多くの人に迷惑をかけてしまう可能性もあるため資格になっています。一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)が定期的に行っている養成課程講習会を受講することで98%の合格率となっています。国家資格ですので、一度取得すれば一生ものです。

携帯電話と何が違うのか?

携帯電話は、NTTドコモやAU、ソフトバンクなどのキャリアと契約して、それぞれキャリアが用意している中継基地局があるエリアで通話が可能です。とうぜんこれら中継局がない場所では圏外となって通話することができません。しかしアマチュア無線の場合は端末から端末へ直接電波を飛ばすため、中継局を通しません。つまり使い方によっては圏外の無い通信網ともいえるのです。キャリアが用意したインフラを使わないので通話料もかかりません。

空中線

オープンな会話であることの利便性

アマチュア無線はオープンな会話を行う通信です。1人の人が電波を出すと、その電波が届く範囲で同じチャンネルに合わせている人ならだれでも会話を聞くことができます。仲間同士でチャンネルを合わせておけば、複数の人に同時に情報を送ることができます。

スノーサーチ・アマチュア無線

誰かが聞いているという安全性

アマチュア無線には「メインチャンネル」という全国のアマチュア無線家が集まり、不特定の人を見つけるチャンネルがあります。山の上に行きどこまで電波が届くかなどを試す場合には全国の無線家の人たちが協力してくれます。また有事の際などにも皆があつまるメインチャンネルで助けを呼ぶ事ができるでしょう。

GPS内蔵のトランシーバで通話と位置情報を

最近の無線機はGPSが内蔵されています。デジタル通信ができるものを選べば、相手に位置情報を送りながら通話も可能。その人がいる方角とその人との距離を把握しながら山の中を移動できます。バックカントリーなどには最適の機能です。

またAPRSという機能を使うことで、GoogleMap上に定期的に自分の位置情報を公開しながら移動することも可能。ビーコンよりも便利な機能で、かつ通話も可能です。

APRS スノーサーチ

スキー・スノーボードを何倍も楽しくするツールとしてアマチュア無線はゲレンデやバックカントリースキーでの利便性と安全性を向上させます。

アマチュア無線はスキー場だけでなく、全国どこでも使えるものです。スキー場に車での自動車同士での通信や携帯電話の通じないエリアでのキャンプにもつかえ、日常的にもサイクリングやウォーキングの際にも仲間との連絡などにも役立ちます。

オンエアーズでもっと無線を知ろう!

レジャーでの無線活用や無線の免許取得、基本的な操作方法などは、スノーサーチの姉妹サイト「オンエアーズ-on Airs」でも情報提供中です。そちらもご覧ください。

>>初心者からのアマチュア無線活用サイト「オンエアーズ」

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